『エノーラ・ホームズの事件簿』の配信が決定
ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でブレイクを果たしたミリー・ボビー・ブラウンが主演する映画『エノーラ・ホームズの事件簿』が、今年9月にNetflixにて配信されることが発表された。
『エノーラ・ホームズの事件簿』は、名探偵シャーロック・ホームズの妹を主人公にしたナンシー・スプリンガーの小説を映画化した作品。本作で、ミリーはシャーロック・ホームズの妹であるエノーラ・ホームズを演じるほか、ヘンリー・カヴィルがシャーロック・ホームズを演じる。
本作の舞台は1884年のイギリス。16歳の誕生日を迎える朝、エノーラ・ホームズが目を覚ますと、母親が突如行方不明になっていて、残されたのは謎めいた暗号だけ。エノーラはやむなく、兄のシャーロックとマイクロフトに面倒をみられることになるのだけれど、兄たちから、一流の婦人に育てるための花嫁学校へと行かされそうに。しかし、自由奔放なエノーラは兄たちに従わず、母親を探すために1人ロンドンへ。旅の途中、思いがけず若き貴族の失踪事件に関わったことをきっかけに、世界の歴史を覆しかねないほどの恐ろしい陰謀と巨大な謎へと巻き込まれていく。
今回、本作より場面写真も合わせて公開されており、少し大人びた髪型でクラシックなドレスに身を包んだミリーや、勇敢に弓矢をかまえる彼女の凛々しい姿のほか、ヘンリー演じるシャーロック・ホームズの姿も見ることができる。
映画への出演は2019年に公開された『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』以来2作目となるミリーだけれど、本作で彼女は『パシフィック・リム』シリーズや2019年公開の『名探偵ピカチュウ』を手がけたメアリー・ペアレントや、実姉であるペイジ・ブラウンらと共にプロデューサーも務めている。
本作にはミリーやヘンリーのほか、ティム・バートン監督作品や「ハリー・ポッター」シリーズのベラトリクス・レストレンジ役で知られるヘレナ・ボナム・カーターがエノーラの母親役で出演。さらに、2011年公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』の宣教師フィリップ役などで知られるサム・クラフリンがマイクロソフトを演じるほか、失踪する若い貴族をルイス・パートリッジが演じる。
『エノーラ・ホームズの事件簿』は、Netflixにて9月より全世界独占配信開始される。（フロントロウ編集部）
