ラッパーのダベイビーがBETアワードに出演。全米1位を獲得した楽曲「ロックスター」を膝で首を押さえられながら披露して、ブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter)への支持を表明した。(フロントロウ編集部)

ダベイビーが「ロックスター」を披露

 ダベイビーが現地時間6月28日にヴァーチャルで開催された第20回BETアワードに出演。ロディ・リッチと共に「ロックスター」をパフォーマンスした。

 「ロックスター」はダベイビーに初の全米シングルチャート1位をもたらした楽曲で、同曲は現地時間7月4日付の最新チャートでも首位にランクイン。通算3週目となる1位を獲得した。

画像: ダベイビーが「ロックスター」を披露

 BETアワードでドレイクやトラヴィス・スコットらを抑えて最優秀男性アーティスト賞を受賞したダベイビーはこの日、ロディと共に「ロックスター」をパフォーマンスした。

 この日のパフォーマンスは、一連のブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter)運動への支持を示すため、ブラック・ライヴズ・マターにオマージュを捧げたものになっており、今年5月に警官に首を押さえられて亡くなったジョージ・フロイド氏の最期を再現するという衝撃的な演出からスタートした。場面はその後、デモ運動を再現した場所に移り、ダベイビーらは「Black Lives Matter」などと書かれたプラカードを掲げる人々に囲まれながらパフォーマンス。

 最後のシーンでは「More Love(もっと愛を)」というサインを掲げた女の子が登場。当時9歳だったジアンナ・オリファントという少女による2016年のスピーチが引用されて、泣きながら「私たちのお父さんやお母さんは殺された。もう会うことができない」と話す音声で締めくくられるという、メッセージ性の強いパフォーマンスが披露された。

 ダベイビーとロディ・リッチによるパフォーマンスの映像はこちら。

ダベイビーのパフォーマンスには賛否

 ブラック・ライヴズ・マターにオマージュを捧げたダベイビーのパフォーマンスには称賛の声が多く寄せられている一方で、一部からは彼がこのようなパフォーマンスをしたことに異議を唱える声もあがっている。

 ダベイビーはフロイド氏が亡くなって以来、ブラック・ライヴズ・マター運動の機運が世界的に高まってからも、この運動に対して声をあげていなかったため、BETアワードという公の場で唐突にこのようなパフォーマンスを行なったことを一部の人々は疑問視しているよう。

 ダベイビーは以前、ブラック・ライヴズ・マターに対する自身の見解について、次のようにツイートしていた。「俺は常に、自分の考察を出す前に、ハイプ(※過大な宣伝やそれに影響された人々を意味する)がなくなるのを腰を据えて待ってる。俺の見解が、いいねやコメントを得るためだったり、面目を保つためだったり、もしくはPR部門やレーベル、マネージメントから声明を出すように言われたから声をあげたような奴らと混同されてしまわないようにね」

 今回、メッセージ性の強いパフォーマンスを披露することで、満を持してブラック・ライヴズ・マターに声をあげたダベイビーのパフォーマンスに多くの人々が賛辞を寄せている一方で、彼の以前のツイートを逆手にとり、これまで声をあげてこなかった彼がフロイド氏の死を再現するようなパフォーマンスをしたことに対し、「彼の死をお金に換えている」などといった厳しい言葉も一部からは寄せられている。いずれにせよ、人々に改めてブラック・ライヴズ・マターの意味を考えさせるような、意義のあるパフォーマンスとなった。(フロントロウ編集部)

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