湿気が多い季節になると気になる「前髪のうねり」。忙しい朝ほど前髪がまっすぐにキマらず、悩んでいる人も多いのでは? そんな厄介な前髪のくせやうねりを、たった5分で直す簡単ヘアテクニックを3つご紹介。(フロントロウ編集部)

汗や湿気でうねりやすい前髪

 普段は髪のうねりやクセが気にならない人でも、湿気が多い日は「前髪」のクセが目立ちがち。真ん中で割れたり、うまくまとまらなかったりと悩んでいる人は意外と少なくない。

 そこでブルックリンで活躍するヘアスタイリストのリンダ・デ・ゼーウが、汗や湿気でうねりやすい前髪を簡単に直す3つのヘアテクニックを米メディアByrdieで紹介した。

1.前髪を引っ張りながら乾かす

 リンダによると、前髪は濡れた状態から乾くときに形が決まるため、お風呂から上がったら、うねりやクセが出る前にすぐにドライヤーで乾かすのがベスト。また、髪が乾いている状態でスタイリングする場合は、ヘアミストなどで髪を少し湿らせてからブローするのが良いそう。

 前髪を湿らせたら、前髪を指先で挟んで引っ張りながら伸ばすようにして乾かす。こうすることで、前髪のクセが直りやすいとリンダは言う。

 手ぐしである程度乾かしたら、ロールブラシを内側から根元付近にあてがい、毛先を巻き込みながらブローする。まとまりのあるきれいな前髪に仕上がるそう。

 さらに、リンダは「家にドライヤーがない場合は、前髪を少し湿らせてからブラシで梳かし、その上から帽子やスカーフをそっとかぶせてみて。前髪がうねらずにスタイリングできるよ」ともアドバイスした。

2.ストレートアイロンで伸ばす

 より手軽に前髪のうねりを直したいときは、ストレートアイロンを使うのもオススメ。ただし、そのまま前髪を伸ばすだけではダメ。前髪がペタッとなり、重くやぼったい印象の前髪になってしまうそう。

 リンダいわく、前髪のうねりやクセを直しながらふんわり可愛く仕上げるコツは、前髪をブロッキングすること。

 はじめに前髪を上下2段に分け、上の段をクリップで固定する。次に、下の段の前髪をとり、根元にヘアアイロンを入れて毛先に向かってヘアアイロンを滑らせていく。あとは、上の段の前髪も同じようにヘアアイロンを当てるだけで、ふわっとした前髪のできあがり。

3.ねじって無造作感を演出する

 ブローもストレートアイロンもできない場合は、前髪のクセを活かしてオシャレにアレンジするのもアリ。

 どのようにアレンジするかというと、なんと髪をねじるだけ。まず前髪を3~4パートに分けて、外側、内側へと交互にねじる。全体をねじり終わったら、前髪が乾くまで触らず放置。こうすることで、前髪が必要以上にうねらず、オシャレな無造作感を出すことができるとリンダは言う。

 前髪のうねり、クセを解消するプロのヘアテクニック。とく夏の季節は湿気が多く前髪がうねりやすいので、気になる人はぜひ試してみて。(フロントロウ編集部)

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