『ウォーキング・デッド』でエイブラハムを演じたマイケル・カドリッツが明かす「唯一の後悔」に胸がアツくなる。(フロントロウ編集部)

※この記事には、ドラマ『ウォーキング・デッド』シーズン7のネタバレが含まれます。

『TWD』と絆が深いエイブラハム役マイケル・カドリッツ

 世界中で10年にわたり愛されているドラマ『ウォーキング・デッド』では、その長い歴史のなかで、多くのキャラクターが登場し、そして去って行った。印象深いキャラクターは多くいるけれど、ファンに衝撃を与えた回といえば、やはりシーズン7の第1話。

 そう、エイブラハムとグレンがニーガンに惨殺された回。

画像: ニーガンを演じるジェフリー・ディーン・モーガン。

ニーガンを演じるジェフリー・ディーン・モーガン。

 新シーズン開始初回で、かなり凄惨な映像が放送されたことから、ファンは騒然となった。エイブラハムを演じたマイケル・カドリッツは、シーズン4からシーズン7まで出演しただけでなく、シーズン9のエピソード7、シーズン10のエピソード4と7では監督として戻ってきており、まだまだ『ウォーキング・デッド』との絆は深い。

 そんなマイケルが、同ドラマのトーク番組『"Dead Talk"Live』にリモート出演。本番組はライブ配信のため、司会者がゲストと話す途中で、ファンから送られた質問を聞いてくれることも。そこで今回は、ファンからのこんな質問が取り上げられた。

「エイブラハムとサシャの関係についてもっと見たかったですか?」

マイケル・カドリッツの唯一の後悔

 エイブラハムといえば、登場した当初はロジータと付き合っていたけれど、シーズン6より、ソネクア・マーティン・グリーン演じるサシャと付き合い始めた。そしてシーズン7でニーガンに殺される直前には、2人の間のサインだったピースを控え目にしており、多くのファンが、殺されるエイブラハムからサシャへの隠れたメッセージに号泣。しかもピースをすることは、マイケルのアドリブだったそう。

 そんなアドリブを生み出したほど、それぞれのキャラクターへの思いを抱えるマイケルが、その質問に出した答えはもちろんイエス。さらにマイケルは、元軍人のエイブラハムと、元消防士で戦いに長けていたサシャという2人らしい関係性を活かした演出が見たかったよう。

「僕の唯一の後悔は、2人が一緒に兵士となる姿が見られなかったこと。本物の戦士にね。もう少しだけ、『All Out War(※)』のなかで2人がミッションにつく時間があったら楽しかっただろうな」
 ※コミック版『ウォーキング・デッド』で、ドラマ版のシーズン8にあたる箇所。

 エイブラハムが死んだあと、サシャもまた、ニーガンへの復讐の途中で死亡。2人の死に方は気高く、2人らしい最期だった。しかし確かに、マイケルが言うようにパートナーである2人が兵士として共に戦う姿が描かれていたら、また違ったドラマの良さが生まれていたのかもしれない。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.