空前のツヤ肌ブーム
近年のベースメイクは、空前の「ツヤ肌ブーム」。肌に溶け込んだかのような、生っぽいツヤ肌が人気を集めており、セレブメイクアップアーティストのリサ・エルドリッジも「いまや誰もがみずみずしいツヤ肌を求めている」と米メディアStyle Casterでコメント。
そんなツヤ肌ブームの背景で悩んでいるのが、脂性肌の人たち。もともと皮脂の分泌が多く、おでこや鼻がテカリやすい脂性肌の人にとって、トレンドのツヤ肌メイクはちょっとリスキー。気になっていても、仕方なくマットな仕上がりを選んでしまう人も多いのでは?
そこで、今回は脂性肌の人でもテカって見えない、美しいツヤ肌ベースメイクの裏ワザをご紹介。今までツヤ肌メイクをためらっていた人は、今すぐチェックしてみて。
成功のカギは「肌の下準備」
シンガーのデュア・リパやモデルのカーラ・デルヴィーニュなど数多くの人気セレブを手がけるリサによると、脂性肌の人でもツヤ肌メイクを成功させる秘訣は「下地」。
リサいわく、ベースメイク前に使う「下地」の種類と使い方によってメイクの仕上がりがグッと変わるという。その具体的なステップを自身のYoutubeチャンネルの動画で紹介した。
ステップ1.ミストスプレーで保湿
はじめに、ミスト化粧水を顔全体にスプレーして肌を保湿。抗炎症効果のあるミストを選ぶと、赤みを抑えることもできるという。
ステップ2.リキッドハイライターでツヤ感をプラス
次に、保湿剤はスキップして、代わりに保湿効果の高いリキッドハイライターでツヤ感をプラス。塗る場所は、自然な光が当たる頬骨、こめかみ、額、鼻筋。リサは「毛穴が開いて見える“頬”や“あご”に塗るのは避けてね」とアドバイス。
ステップ3.ポアプライマーで毛穴を隠す
肌にツヤ感をプラスしたら、今度はポアプライマーでテカリや毛穴が気になる部分を整える。ポアプライマーは、指で塗ってしまうと熱で頬の毛穴が目立ちやすくなるため、なるべくブラシを使うように。
ステップ4.UVカットファンデーションでカバー
最後に、日焼け止め効果に加えて、素晴らしいカバー力とスキンケア効果を兼ね備えたUVカットファンデーションを顔全体に薄く伸ばす。最近では、厚塗り感のない軽いつけ心地のBBクリームやCCクリームも増えているので、好みに合わせて使ってみて。
あとは、気になるクマやニキビ跡などをコンシーラーでカバーし、テカってみえる鼻の横、ほうれい線、口周り、額に軽くルースパウダーをつけて完成!
素肌のような透明感と自然なツヤをキープしながら、テカテカしない清潔感のある美肌を演出するプロのテクニック。非常に軽やかなつけ心地なので汗ばむ夏の季節にもピッタリ。ぜひ試してみて。(フロントロウ編集部)