Photo:ゲッティイメージズ、ニュースコム、Instagram、YouTube
2009年に亡くなったプロデューサーであり脚本家のジョン・ヒューズへのオマジューを捧げる動画が制作され、懐かしの映画のキャストたちがオンライン上で集結した。(フロントロウ編集部)

懐かしの映画のシーンを再現

 映画『ブレックファスト・クラブ』、『フェリスはある朝突然に』、『カーリー・スー』で監督を務め、『ホーム・アローン』や『ベートーベン』で脚本とプロデュースを担当し、数々のヒット作を生み出してきたジョン・ヒューズは、2009年に心臓発作により59歳という若さでこの世を去った。

 80年代の青春映画やコメディ映画に必要不可欠だったジョンが亡くなって2020年で11年。今回コメディアンのジョシュ・ギャッドのYouTubeチャンネルの企画『Reunited Apart(原題)』で、ジョンが携った映画に出演していたキャストが勢揃いした動画が公開された。

 『すてきな片想い』のモリー・リングウォルドや、『大災難 P.T.A.』のスティーヴ・マーティン、そして『ミスター・マム』のマイケル・キートンなどが登場し、当時の映像に合わせて同じ台詞を言うというファン必見の動画となっている。この動画で一番注目を集めたのは、ジョンが製作・脚本を務めた『ホーム・アローン』でマコーレ・カルキン演じたケヴィンの母親として登場したキャサリン・オハラのシーン。

 キャサリンは今回の動画で、1992年に公開された『ホーム・アローン2』から、ケヴィンが空港でいなくなったことに気づき、キャサリンが「ケヴィン!」と叫んで卒倒するシーンを約28年ぶりに再現。28年前に公開された映画同様に、キャサリンは「ケヴィン!」と叫んでそのまま後ろに倒れこむという、当時のままの演出を見せた。

現在のキャサリンは?

 『ホーム・アローン』に出演していた当時は、36歳だったキャサリンも現在は65歳に。『ホーム・アローン』への出演でコメディ俳優としての地位を確固たるものにし、現在も女優としてドラマを中心に活躍中。また、日本のスタジオジブリが制作した『思い出のマーニー』の英語版の吹き替えも担当し、声優としても活動の幅を広げている。

画像: 現在のキャサリンは?

 最近では、Netflixで配信されているコメディドラマ『シッツ・クリーク』に母親役として出演し、そのキャラの濃い演技が評価され、エミー賞へのノミネートも果たした。

 今回久々に『ホーム・アローン』のなつかしい名シーンを再現して、ファンを歓喜の渦に巻き込んだキャサリン。今も昔も美しい姿は健在だった。(フロントロウ編集部)

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