映画『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』のスピンオフドラマのシーズン2がアメリカで放送され、米辛口批評サイトで100%の評価を獲得する高評価を得ている。(フロントロウ編集部)

大人気ホラーコメディ『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』

 『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(What We Do in the Shadows)』は、2014年に公開されたニュージーランドのホラーコメディ映画で、映画『マイティ・ソー/バトルロイヤル』や『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督が自ら主演と監督を務めた人気作。

画像1: ©️UNION FILMS/DEFENDER FILMS/FUNNY OR DIE/NEW ZEALAND FILM COM

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 何百年も生きているヴァンパイアたちがシェアハウスで暮らしながら現代社会でお気楽に暮らす日常を、俳優たちの即興演技を取り入れながらドキュメンタリー風に描いた本作。グダグダなワイヤーアクションや独特すぎる気の抜けた「吸血鬼あるある」で多くのファンの心を掴んだ。

画像2: ©️UNION FILMS/DEFENDER FILMS/FUNNY OR DIE/NEW ZEALAND FILM COM

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 そんな本作は、2019年にアメリカでスピンオフの同名ドラマシリーズが制作された。1話約20〜30分という短さで10エピソードが放送されたシーズン1には、オリジナル映画版のワイティティもエグゼクティブプロデューサーとして携わり、数話のエピソードで監督も担当。

 ドラマ版は、舞台をニュージーランドからアメリカのニューヨークに変え、新たなヴァンパイアたちの日常が描かれる。シーズン1には、ゲストとしてデイヴ・バウティスタやティルダ・スウィントン、ウェズリー・スナイプス、エヴァン・レイチェル・ウッド、ダニー・トレホという著名俳優が出演している。

2020年にシーズン2が放送!たちまち大人気に

 そんなドラマ『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(What We Do in the Shadows)』は、2020年4月から6月にかけて、第2シーズンが放送。米辛口批評サイトRotten Tomatoesでは、観客スコア92%、批評家スコア100%というぶっちぎりの高評価を得ている。

 出演者はシーズン1と同様に、ケイヴァン・ノヴァクがリーダー格で冷酷な性格のナンドール役を、マット・ベリーがダンディでキザなラズロ役を、ナタシア・デメトリウーがカワイイけれど知識自慢が玉に瑕のナージャ役を、ハーヴィー・ギーエンがヴァンパイアを敬っているという変わり者のギレルモ役を演じ、相変わらずのおバカっぷりを披露。

 シーズン2の予告編では、吸血鬼たちが夜の町に繰り出し血圧を測ってもらい、ドラッグストアで日焼け止めを棚ごと爆買いする様子を見ることができる。

 そしてシーズン2のゲストもとっても豪華。映画『スター・ウォーズ』シリーズのマーク・ハミルやマーベル映画『ドクター・ストレンジ』のベネディクト・ウォン、『シックス・センス』のハーレイ・ジョエル・オスメント、ディズニープラスの映画『名探偵ティミー』のクレイグ・ロビンソンなど名優がずらり。

 ドラマ版『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(What We Do in the Shadows)』はまだ日本未上陸の作品ではあるけれど、映画版はAmazonプライム・ビデオなどで視聴可能。(フロントロウ編集部)

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