ホットビューラーで理想のまつ毛メイクを実現
目ヂカラをアップしてくれる、くるんと上向きカールになったまつ毛。できるだけキレイに長時間キープするために、まつ毛パーマを取り入れる人も多いと思うけれど、簡単に使えてまつ毛パーマのようにしっかりカールさせられるとメイクのプロがオススメしているのが、ホットビューラー。
ホットビューラーは、ヘアアイロンで髪にカールをつけるように熱でまつ毛に理想のカールをつくり、さらにカールが持続しやすくしてくれる優秀アイテム。通常のビューラーのように挟むタイプやコームタイプなどがあり、多くのアイテムが登場している。
また、プロがホットビューラーを勧める理由のひとつが、上がりにくい短い毛や逆さまつ毛も楽にカールできること。カールの長時間キープ以外にも、さまざまなまつ毛の悩みを解決してくれる。そんな優秀アイテムのホットビューラーを上手に使うためのポイントをご紹介。
まつ毛が乾燥した状態で使う
ホットビューラーの最大の特徴である長時間持続するカールを実現するためには、ひとつ気をつけるべきことがあるという。それは、まつ毛が乾いた状態で使用すること。メイクアップアーティストのドミニク・レルマは、「水分やマスカラがついたまつ毛は、せっかくホットビューラーを使ってもカールがすぐにとれてしまう」と米Makeup.comでコメント。
まつ毛が乾燥している状態でホットビューラーを使用し、カールをつくってからマスカラを塗って固定することで、上向きまつ毛を1日中キープできるそう。
またドミニクは、マスカラを塗ったマスカラを塗った後に熱を与えるとまつ毛がビューラーにくっついて引っ張るはめになり、ダメージにつながる恐れもあるので、必ずマスカラはカール後に行なうべきだと話した。
下まつげを下向きカールさせて目元を強調
目元をぱっちり見せるためのまつ毛メイクで忘れてはいけないのが、下まつ毛。
セレブを手掛けるメイクアップアーティストのリンジー・ウィリアムスは、「コーム型のホットビューラーを使えば、短い下まつ毛も下向きに押し付けるだけでしっかりカールさせることができる」と米Style Casterにコメント。通常のビューラーを使うのが難しい下まつ毛もホットビューラーなら簡単にカールできるので、より印象的な目元が叶えられる。
長時間熱しすぎないように注意
ホットビューラーを使ううえで心配なのが、まつ毛へのダメージ。まつ毛パーマよりもダメージは少ないけれど、熱を加えてカールさせるためダメージがないわけではないので、使い方には注意が必要。
ドミニクによると、ホットビューラーの熱でまつ毛を傷めないためには、しっかりカールさせようと長時間ビューラーをあてたり、1日に何度も使用したりするのは避けた方がいいという。ほかにもあまりにも高温のものを使い続けるとまつ毛を傷める恐れもあるそうなので、温度調節ができるものや高温になりすぎないものを選ぶようにして。
まつ毛のカールに満足していない人は、ホットビューラーを取り入れるのもひとつの手。プロが伝授した使い方で、理想の上向きカールを手に入れてみては。(フロントロウ編集部)