映画『キャプテン・マーベル』で主人公のキャロル・ダンバースことキャプテン・マーベルを演じた俳優のブリー・ラーソンが、『スター・ウォーズ』や『ターミネーター』のオーディションを受けていたことを告白した。(フロントロウ編集部)

これまで逃してきた役を振り返ったブリー・ラーソン

 MCU映画『キャプテン・マーベル』で主人公のキャプテン・マーベルを演じた俳優のブリー・ラーソンが先日、自身のYouTubeチャンネルを開設して、YouTuber(ユーチューバー)としてデビュー。現地時間7月2日、自身のYouTubeチャンネルに投稿した最初の動画の中で、これまでに出演を逃してきた作品について言及した。

画像: これまで逃してきた役を振り返ったブリー・ラーソン

 2015年に主演した映画『ルーム』でアカデミー賞の主演女優賞を受賞し、その後、MCU作品でキャプテン・マーベルを演じて大ブレイクした現在30歳のブリーだけれど、必ずしもここまで順風満帆なキャリアを歩んできたわけではないよう。

 ブリーは友人たちが大勢出演した動画の中で、「『スター・ウォーズ』のオーディションも受けたの」と告白。「『ハンガー・ゲーム』も。それから、『ターミネーター』のリブート版もね」と、役は得られなかったものの、有名作品のオーディションを受けた経験があることを明らかにした。

 「ちょうど今日、『ターミネーター』のリブートについて考えていたの」とブリー。「タイヤがパンクしちゃって、『ああ、最後にタイヤがパンク(flat tire)したのは『ターミネーター』のオーディションを受けた時だったね』って思ったの。オーディションが平凡な感じに終わって(flat tire)、それで、役は得られなかったんだ」と、タイヤがパンクするという意味の“flat tire”と、“退屈な人”を意味する口語表現での“flat tire”をかけ、ジョークまじりに語った。

 ブリーは自身がオーディションを受けたそれぞれの作品の具体的な役について明かしていないものの、『スター・ウォーズ』については、同シリーズの7作目となる2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』からデイジー・リドリーが演じていたレイ・スカイウォーカーか、2016年に公開された映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でフェリシティ・ジョーンズが演じた、ジン・アーソ役ではないかと見られる。

画像: デイジー・リドリーとフェリシティ・ジョーンズ。

デイジー・リドリーとフェリシティ・ジョーンズ。

 また、ティーンの間で大ヒットした2012年からの映画『ハンガー・ゲーム』シリーズでは、ジェニファー・ローレンスが演じた主役のカットニス・エヴァディーン役のオーディションを受けたのではと見られている。一方で、『ターミネーター』のリブート版は2015年に公開された映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』を指しているのではないかと英Digital Spyは指摘。同作でエミリア・クラークが演じた、サラ・コナー役のオーディションを受けたのではないかと推測している。

画像: ジェニファー・ローレンスとエミリア・クラーク。

ジェニファー・ローレンスとエミリア・クラーク。

 今回、“本当の自分”を少しずつ見せていくためにYouTubeをスタートさせたというブリー。しかしながら、まだ具体的な運用プランは定まっていないようで、動画では、「何を話したらいいだろう?」と問いかける場面も。ブリーは動画の中で様々なトピックに少しずつ言及しており、任天堂のゲーム『スーパーマリオギャラクシー』が原因で恋人を家から追い出したことがあるとする、衝撃のエピソードも披露している。(フロントロウ編集部)

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