メイク前の1ステップが崩れにくさのカギ
メイクを楽しむ人にとってメイク崩れは大敵だけれど、とくに気温や湿度が高くなるこの時期はさらに崩れやすくなり困りもの。最近ではメイクの皮脂くずれやテカリを防止する下地やセッティングスプレーなどのアイテムもたくさん発売されているけれど、プロはまた違った方法でメイク崩れを予防しているという。
俳優のジェシカ・アルバやモデルのオリビア・カルポら多くのセレブを担当するメイクアップアーティストのダニエル・マーティンがこだわっているのは、メイクをする前にとっておきの1ステップを取り入れて、崩れにくい肌づくりをしているそう。
スキンケアの後、数分おいてメイクを開始
スキンケア製品で肌を保湿してからメイクに取りかかるのは定番のルーティンだけれど、その前にちょっと待って! じつは、メイクに取りかかるタイミングがとても重要だという。
ダニエルは、「化粧水や乳液、クリーム、日焼け止めなどのスキンケア製品を塗ってからすぐにメイクをするのは避けたほうがいい」と米メディアpurewowに話し、スキンケア製品を塗ってから少なくとも数分間経ってからメイク下地やファンデーションを塗るようアドバイス。
ダニエルによると、スキンケア成分に含まれる保湿成分は、肌の表面にバリアを張って水分の蒸発を防いでくれる役割があり、バリアが完成するには数分間かかるという。そのため、成分が十分に浸透せずまだバリアができていない状態ですぐにメイクをすると水分が蒸発しやすくなり、メイク崩れを引き起こしてしまうそう。
ちなみにベースメイクの密着度を高めるコツとして、多くのメイクアップアーティストが、化粧下地を塗ったあとにも少し時間をおくことを勧めているので参考にしてみて。
ここぞという日はメイク前にクレイマスク
プロが実践するメイク前の1ステップには、何があってもメイク崩れしたくない特別な日にぴったりのテクニックもある。それは、メイクをする前に5分~10分クレイマスクを取り入れるというもの。
クレイマスクが良い理由についてダニエルは、「毛穴を引き締められるから、キメ細かくてヨレにくい肌にしてくれる」と説明し、とくに鼻のポツポツ毛穴やテカりやすい肌が気になっている人に強くオススメしたいテクニックだと話した。
人気メイクアップアーティストのメイクのヨレを防ぐテクニック。メイク前の1ステップを取り入れて、夏のメイクを楽しんでみては。(フロントロウ編集部)