ハイライトを塗るべき5つのポイント
光の反射を利用して明るく見せ、顔全体に立体感をプラスしてくれるハイライト。ハイライトを塗る場所は、鼻筋や頬骨などが有名だけれど、そのほかにも光を集めるとぐっと顔の印象が変わる場所があるという。
自分の理想の顔に近づけるにはどこにハイライトを塗ればいいのか、メイクのプロのアドバイスをご紹介。

目頭:目元を明るく見せる
目元をぱっと明るく見せたいなら、目頭ハイライトがぴったり。NYを拠点とするメイクアップアーティストのミルナ・ホセは、「鼻と目頭の間にくの字型にハイライトを入れると目元をぱっと明るく見せられる」と米メディアMarie Claireでコメント。
女神スポットとよばれるこの部分に光を集めることで、くすみを解消するだけでなく立体感も強調できる。ハイライトを入れるときには、大きめのブラシは細かなコントロールが難しいので、アイライナーブラシで塗ると失敗しにくいとのこと。
唇の上:ふっくら膨らんだ唇に
ボリューミーな唇に見せるのも、ハイライトにお任せあれ。ミルナは、「ふっくりとした唇に見せたいなら、上唇の山部分の上にハイライトを入れてみて」とアドバイス。唇の上で光を反射させることで、唇自体が膨らんでいるように見せられるという。
唇まわりはうるおったツヤ感を出すことも大切なので、パウダーではなくリキッドのハイライトをチョイスして、小指で塗るようにするとキレイに仕上がるそう。

まぶたの中央:目をぱっちり大きく
ハイライト効果で目を大きく見せることも可能。ミルナによるとまぶたの中央にぽんぽんとハイライトをのせるとその場所をより高く見せることができるため、立体的で大きな目を演出できるという。
まぶたのハイライトはブラシでしっかり塗るのではなく、ぽんぽんとのせることがカギなので、薬指で塗るのがオススメだそう。
眉の上と下:目元をリフトアップ
目元をスッキリ見せるために、ハイライトを取り入れるプロのテクニックも。それは、眉毛の上と下にハイライトを入れること。
ミルナは、「眉毛の真ん中から眉尻にかけてをハイライトで囲んでみて。眉毛に光をひきつけられて、リフトアップされた目元に見えるから」と話し、塗るときには小指か細くて角度のついたブラシを使うようアドバイス。

鼻の上に「細く」入れる:鼻を細く見せる
鼻筋にハイライトを入れるのは定番のテクニックだけれど、じつは大切なのはその太さだという。とくに鼻を細く見せたいときには、ハイライトを太めに入れるのはNG。
ミルナによると、鼻をシュッと細く見せるための法則は、できるだけ細くハイライトを入れることだという。そのために使うツールとして、細めのアイシャドウブラシを使うよう勧めた。
自分の理想の顔に近づけそうなハイライトメイクは見つかった? プロがアドバイスした場所にハイライトを塗って、ぜひその違いを実感してみて。(フロントロウ編集部)