日焼けしやすいパーツ①:首元
毎日、欠かさず日焼け止めを塗っている人でも、つい忘れがちなパーツといえば「首元」。
皮膚科医のデブラ・ジャリマン医師によると、とくに首は皮脂腺が少なく、体の他の部位に比べて年齢サインが現れやすい。そのため、顔に日焼け止めを塗る際は、必ず首までしっかり伸ばすことを心がけて。
ちなみに、首にはボディ用とフェイス用のどちらの日焼け止めを使うべきかについて、ジャリマン医師は「どちらも効果はある。ただ、フェイス用の日焼け止めのほうが軽い傾向にあり、ベタつきが気にならない」とアドバイスした。
日焼けしやすいパーツ②:手の甲
手の甲も、うっかり日焼けをしやすいパーツのひとつ。というのも、手の甲に塗った日焼け止めはトイレで手を洗ったり、ハンカチで手を拭いたりしているうちに、いつの間にか取れていることが多いからだとジャリマン医師は言う。
手の甲も年齢サインが出やすいパーツなので、なるべくこまめに塗り直すのがコツ。頻繁に日焼け止めを塗り直すことが難しい場合は、UVカット効果のある手袋をするのもいいかも。
日焼けしやすいパーツ③:頭皮
最も日焼けしやすいパーツなのに、意外と日焼け対策を行なっていないのが「頭皮」。ジャリマン医師いわく、頭皮もきちんと日焼け対策を行わないと、炎症を起こして頭皮環境が悪化したり、髪がバサバサになったりすることがあるそう。
健やかな地肌と髪をキープするためにも、外出する際は、必ず日焼け止めスプレーを頭全体にシュッとひと吹きすること。日差しが強い日は、帽子や日傘などで日焼け対策をするのも効果的だという。
日焼けしやすいパーツ④:唇
実は、「唇」も紫外線の影響を受けやすいパーツ。ジャリマン医師によると、唇は意外と見落とされやすいだけでなく、そもそもきちんと日焼け対策を行なっていない人も多いそう。
唇は日焼けすると、乾燥してヒリヒリしたり、赤く腫れ上がったりする恐れもあるため、UVカット効果のあるリップバームでこまめにケアすることが大事。近年ではSPF配合の口紅やグロスなども増えているので、気になる人はチェックしてみて。
ほかにも、背中や耳、足首なども日焼け止めを塗り忘れがちなので、いつの間にか日焼けしていることが多い人は、塗り忘れがないか入念に確認することを心がけて。(フロントロウ編集部)