ルーシー・ヘイルが過去のオーディションを回想
ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』のアリア役などで知られる俳優のルーシー・ヘイルが、米AP通信とのインタビューで、過去に映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のオーディションを受けた時のことについて語った。
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は同名の原作を基に2015年に公開された映画で、ダコタ・ジョンソン演じる女子大生のアナスタシア・スティールと、ジェイミー・ドーナン演じる若手実業家とのエロティックな関係性を描いた官能的な作品となっている。
ルーシーも当時、最終的にダコタが演じることになったアナスタシア役のオーディションを受けており、彼女は米AP通信とのインタビューで当時について、「10年前とは言わないまでも、かなり前の話なんだけどね。恥ずかしい思いをしたの」と回想。
ルーシーは2013年に制作が開始されたという当時のオーディションについて、「映画の実際のシーン」の台詞を使ったわけではないものの、「性に重きを置いた1人芝居」をしたことを告白した。
ルーシーは以前、2014年に米MTV Newsとのインタビューで当時のオーディションについての詳細を明かしており、「そのシーンというのは、女の子が逸脱した性行為について、自分の友達に詳細に話しているというシーンで、『精子』という単語が何度も登場するの」と説明。「当時は、『あなたたちがどう思うかは分からないけど、私はあと数ヶ月後のクリスマスには祖父母の家に行くことになっているの。この台詞を言えるか分からない』と思っていた」と告白して、あまりに性的な内容だったために、後で家族に会った時に気まずい思いをしないか心配していたことを明かしていた。
今回、米AP通信とのインタビューで当時のオーディションを改めて振り返ったルーシーは、「自分がオーディションで何を話しているのかすら分からなかった」と告白。「完全に緊張してしまっていたところがあったの」
最終的には役を逃してしまったルーシーだけれど、このような気力が要るオーディションを受けられたことについては前向きに捉えているようで、「オーディションで恐ろしい思いができたことについては良かったと思ってる」とルーシー。若いうちにそのようなオーディションを経験できたことをありがたく思っていると明かした。(フロントロウ編集部)