チークをつけすぎちゃう理由って?
丁寧にメイクをしているつもりでも、うっかりチークを塗りすぎて濃くなってしまった経験は、メイク好きなら誰しも1度はあるはず。でも、なぜこんなにも多くの人がチークで失敗してしまうのか。その意外な原因と対処法を人気メイクアップアーティストたちがアドバイスした。
NG1.ファンデーションがまだ濡れた状態でつける
ひとつめのNGポイントは、ファンデーションがまだ濡れている状態のまま、チークを塗ってしまうこと。
セレブメイクアップアーティストのフィオナ・スタイルズは「まだ濡れた状態のリキッドファンデーションの上にパウダーチークをつけようとすると、上手く肌になじまずチークが濃く入ってしまう」と米メディアSELFで説明。
そのため、リキッドファンデーションを塗った後は、軽くフェイスパウダーをつけるか、肌がサラサラになるまで待つのが鉄則。このひと手間で、チークをつけたときに色が浮くことなく、自然な血色感を演出することができると明かした。
NG2.余分な粉を落とさずに、直接つけている
ふたつめのNGポイントは、チークの余分な粉を落とさず直接つけていること。
メイクアップアーティストのクリステン・クルーズは「(チークを)そのまま頬に塗ると、色が濃くなったりムラになったりすることがあるの」と話し、チークをつける前に、必ずブラシの柄の部分をトントンと叩いて、余分な粉を落としてから塗るよう米メディアByrdieでアドバイス。
ちなみに、ブラシにふっと息を吹きかける方法もあるけれど、ブラシに唾液が付着して菌が繁殖する恐れがあるため、できれば控えたほうが良いそう。
チークをつけすぎてしまった時の対処法
とはいっても、誰しもチークを塗りすぎてしまうことはよくある。そんな濃すぎて失敗したチークを直すのに役立つのが、軽く濡らした「メイクスポンジ」。
シカゴを拠点に活躍するメイクアップアーティストのジェニー・パティンキンは「チークを塗りすぎた部分を、軽く濡らしたメイクスポンジでトントンと叩くようになじませて」と助言。こうすることで、せっかく仕上げたベースメイクを台無しにすることなく、余分なチークだけをふき取ることができるのだという。
チークはつけすぎると血色感を与えるどころか、むしろ顔色が悪く見えてしまうことがあるため、チークのつけすぎには十分気をつけて。(フロントロウ編集部)