人間とヴァンパイアの恋愛を描き大人気となった映画『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソン。彼が同作品のオーディションで大号泣してしまった理由がちょっと切ない。(フロントロウ編集部)

人気ラブストーリー『トワイライト』

 『トワイライト』は、2008年に第1作目が公開された映画。人間とヴァンパイアのスリリングなロマンスを描いた本作は、アメリカでは小説『ハリー・ポッター』シリーズに次ぐ人気の同名小説が原作となっている。

画像: 人気ラブストーリー『トワイライト』

 全5作品にも及ぶシリーズとなった映画『トワイライト』の主人公は、ヴァンパイアのエドワード・カレンと、内気な高校生、ベラ・スワン。エドワードをロバート・パティンソンが、ベラをクリステン・スチュワートが演じ、ハマり役になったことでも話題だった。2人は本作出演をきっかけに交際へと発展。2012年ごろに破局したとはいえ、お似合いのカップルだった。

 そんな映画『トワイライト』のオーディションが行われた際、ロバートはかなり緊張していたようで、さまざまな失態を演じてしまったという。

ロバート・パティンソン、初々しいオーディションの様子

 ロバートは、『ザ・ライトハウス』や『グッド・タイム』など様々な映画に出演している演技派俳優。彼は、2005年に公開された映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のセドリック・ディゴリー役で一躍人気となり、俳優としてのキャリアを順調にアップさせ、2021年には映画『バットマン』でバットマン役に大抜擢されている。

画像: ロバート・パティンソン、初々しいオーディションの様子

 現在34歳のロバートが『トワイライト』でエドワードを演じ始めたのは22歳ごろ。今や世界中でその名を知られる彼は、同作のオーディションで起きた出来事を、米Todayのインタビューで明かした。

 そのオーディションでロバートは、ギターを弾いているシーンを演じる予定だったそうで、彼のエージェントは、「オーディションにはギターを持って行って」と言ったそう。しかし、いざ当日彼がギターを持っていくと、審査員に「わお。君はギターを持ってきたのかい? 歌を披露したいの?」と笑われ、とても最悪な選択をしてしまったことを思い知ったという。

 ロバートが「いいえ」と言うと、審査員は「きみはギターを手に持ってるためだけに持ってきたの?どうして持ってきたんだ?」と言ったそうで、「人生で最悪のオーディション」になったそう。ロバートはすぐ両親に電話して、「もうこれ以上自分を苦しめることはできないよ」と弱音を吐いたものの、翌日もあった『トワイライト』のオーディションに参加した。
したという。

ロバート・パティンソンが号泣した理由

 ロバートの悲劇は、それだけでは終わらなかった。オーディションでは、監督であるキャサリン・ハードウィックの指示により、シャツを脱いで見せなければならなかった。他の候補がシャツを脱いでいる時、ロバートは非常に思い悩んでいたそう。なぜなら彼は当時別の役のために、髪を黒く染め、身体をワックス脱毛していたため、全身がツルツルだったから。

画像: ©️SUMMIT ENTERTAINMENT / FRENCH, KIMBERLEY

©️SUMMIT ENTERTAINMENT / FRENCH, KIMBERLEY

 さらに、偶然その頃は数ヶ月にわたって毎日家でビールばかり飲んでいたせいで、身体もぽっちゃり気味だったため、「カツラをつけた赤ちゃんみたいだった」そう。ロバートはそんなオーディションで、ハードウィック監督に「それ(裸の姿)で判断されるんだったら、僕には仕事がありません」と言ったそう。そして当時について、「たくさん泣いたよ」と、米Allureに語った。

 そんな切ない経験をしてしまったオーディションを乗り越え、ロバートは見事役を獲得。今やハリウッドのトップスターとして、多くのファンに愛されている。(フロントロウ編集部)

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