ビーチでのメイクはとにかく崩れやすく、しかも直しづらくて厄介。でもじつはコスメの選び方によって、状況はまったく違ってくるという。プロが明かしたビーチメイクで避けるべきコスメをご紹介。(フロントロウ編集部)

ビーチメイクを失敗させるNGコスメ

 オシャレにも気合いが入るビーチだけれど、照りつける太陽や気温、汗、海水と、メイクにとってはかなり過酷な環境。メイクをキレイにキープするためには、普段のメイク法では通用しない。

画像: ビーチメイクを失敗させるNGコスメ

 それだけにビーチやプールに出かけるときには、汗や水で落ちづらいウォータープルーフのコスメを使うのが定番だけれど、プロによるとほかにもコスメの選び方によって落とし穴があるという。

パウダー系のコスメは避けて

 ビーチメイクのコスメを選ぶときのカギとなるのが、その形状。プロによると、ファンデーションやチーク、ハイライトなどのコスメは、パウダータイプのものを避けるべきだという。

 セレブを手掛けるメイクアップアーティストのアリックス・テイラーは、「パウダー系のコスメは、ヨレると汚く見えてしまうから、ビーチメイクにはオススメしない」と米Marie Claireでコメント。ヨレが目立ちにくいリキッドやクリームタイプのコスメを選んだほうがいいという。

画像: パウダー系のコスメは避けて

 またアリックスによると、パウダーコスメを避けるべきなのはメイク直しがしづらいことも理由。パウダーコスメはメイク直しで重ねるたびに濃くなってしまうため、メイク直しの回数が増えるビーチメイクには不向きだという。

 一方リキッドやクリーム系のコスメは上から重ねても自然な仕上がりになるうえ、肌がベタベタしても塗りやすいためビーチメイクにぴったり。メイク直しのときには、指で軽くたたくように塗るとなじみやすいとアドバイスした。

リップグロスも避けるべき

 ぷるぷるの唇に見せてくれるリップグロスも、ビーチメイクには適さないそう。

 アリックスは、「ビーチでは、唇にリップグロスを塗っていると、風に舞った砂などが唇に粘着してしまう」と説明。代わりにオススメだというのが、色つきのリップバーム。自然に血色感をアップしてくれて、唇にもしっかり密着するためビーチでのリップメイクにもってこいだという。

画像: リップグロスも避けるべき

 そして忘れてはいけないのが、唇の紫外線対策。アリックスいわく、唇の皮膚はほかの部分に比べてかなり薄いため、ダメージを受けやすいそう。リップバームを選ぶときにはSPF入りのものを選んでこまめに塗りなおすのが大切だと話した。

 メイクのプロが教えるビーチメイクで避けるべきコスメ。海水浴などのレジャーを楽しむときには、ぜひリキッドやクリーム系のコスメや色つきリップバームを取り入れて、環境に負けないメイクを手に入れてみて。(フロントロウ編集部)

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