『ストレンジャー・シングス』でロビンを演じたマヤ・ホークが、新キャストとしてドラマに出演する前に抱えていた気持ちを語った。(フロントロウ編集部)

 この記事には、ドラマ『ストレンジャー・シングス』シーズン3のネタバレが含まれます。

シーズン3で初登場したマヤ・ホーク

 Netflixで2016年にシーズン1が配信開始となり、毎シーズンごとに人気がうなぎのぼりとなっているドラマ『ストレンジャー・シングス』。主演のミリー・ボビー・ブラウンは一気にトップ若手俳優となり、その影響力はかなり大きい。

 そんな『ストレンジャー・シングス』のシーズン3では、マヤ・ホークが新キャストとして加わり、ジョー・キーリー演じるスティーブの同僚ロビンを演じた。マヤといえば、母に『キル・ビル』のユマ・サーマン、父に『ビフォア』シリーズのイーサン・ホークを持つサラブレッド俳優。演技の実力もばっちりで、シーズン3からの出演とはいえ、すでにファンから人気を博している。

画像: シーズン3で初登場したマヤ・ホーク

 とはいえ、すでにブームとなっていた『ストレンジャー・シングス』に途中から参加するのはなかなか覚悟のいることだったという。英Digital Spyのインタビューで、マヤが素直な気持ちを明かした。

「すごくナーバスになってた。キャラクター達が愛されている、ああいった大きな番組に参加する時はいつでもね。新しいキャラクターの存在って脅威になりえるじゃん。いつでもリスクだと思う。『番組を壊すの?そんなに長い時間あなたと過ごさなきゃいけないの?』って感じじゃない。だから、ロビンに対してもファンがそんなような反応をしたらどうしようって不安だった」

ロビンのキャラクター作りにも参加したマヤ

 マヤが演じたロビンといえば、アイスクリーム屋スクープ・アホイでスティーブと働き、エピソードを追うごとにスティーブと絆を深めた。そんなロビンはレズビアンであり、これまでのドラマでよくあるように同僚のスティーブと付き合う、ということにならなかったのも、ファンから支持される要因のひとつ。そしてロビンをレズビアンとして描くことにしたのは、脚本家のダファー兄弟ではなく、ロビンの意見からだった。

 駆け出しの俳優として自分の考えを表明し、ロビンというキャラクターをさらに良い姿にしたマヤだけれど、とはいえその勇気の陰にはファンへの不安もあったという。しかし結果的に、マヤが描いたロビンはファンから人気を得たことで、マヤも安心することができたそう。

画像: ロビンのキャラクター作りにも参加したマヤ

「本当に怯えてたよ。あんなに見られていて、あんなにファンの影響があるものに出たのは初めてだったから。本当に怖かった。ロビンに対してファンが良い反応をしてくれたことは、ただただ安心だったね」

 マヤが初登場した『ストレンジャー・シングス』シーズン3は、2019年にNetflixで最も視聴されたドラマで2位にかなりの差をつけ、堂々の1位に輝いた。また、シーズン4も現在制作中。(フロントロウ編集部)

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