新型コロナウイルスに感染したことを公表したラッパー兼シンガーのドージャ・キャットが完全回復を報告。ツイッターでファンからの症状に関する質問に答えた。(フロントロウ編集部)

ドージャ・キャットが新型コロナ感染時の症状を明かす

 人気沸騰中のアーティスト、ドージャ・キャットは、先輩ラッパーのニッキー・ミナージュとコラボした自身のヒット曲「セイ・ソー(Say So)」のリミックスバージョンがBillboardのシングルチャートで首位を獲得。さらに、7月にリリースしたイギリス人シンガーのアン・マリーとのコラボ曲「トゥー・ビー・ヤング(To Be Young)」も好調となっている。

 ユニークなキャラもウケて、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのドージャは、7月に入ってリモート出演したCapital Xtraのラジオ番組で「新型コロナウイルスに感染した」と報告。世間を驚かせた。

画像: ドージャ・キャットが新型コロナ感染時の症状を明かす

 突飛な言動が多く、ときには問題発言ともとれるコメントが注目を浴びることもあるドージャは、新型コロナウイルスの世界的感染拡大が始まった頃、自身のインスタグラムのライブ配信中に新型コロナウイルスは「ただの風邪」、「まったく怖くない」と豪語。

 そしてしまいには、「みんなコロナが怖いから、私にはコロナが必要」とジョークを飛ばすなど、ウイルスを軽視する姿勢が反発を呼んだこともあった。

 番組出演時、ドージャは「4日間は症状に怯えていたけれど、今は大丈夫」と、無症状ではなく実際に症状があったことを告白。

 それから数日が経ち、ツイッターでファンと交流を行なったドージャは、ファンたちからの新型コロナウイルス感染症の症状に関する質問に応じた。


「ベーコンの味がしない」

 あるファンからの「あなたは(今も)コロナに感染しているの? 」というド直球な質問に、「もう感染してないよ」と答えたドージャは、続けて、別のファンからの「どんな感じだったか経験談を教えて」という問いに「ベーコンの味がしなくて、両脚が痛かった」と回答。

 新型コロナウイルスに感染すると、味覚や嗅覚が一時的に鈍る、もしくは失われるという説が巷でよく聞かれるが、ドージャもこの症状を経験したよう。従来なら香ばしく塩気のある味わいが特徴のベーコンの味が分からなかったと明かした。

 さらに、新型コロナウイルス感染症は症状の出方が人によって違うというのも特徴だといわれているが、ドージャの場合は、「両脚が痛い」という、あまり聞いたことがない症状も出ていたことも告白した。

 幸い、最も重症化の不安がある呼吸器系にはとくに症状を感じなかったというドージャ。発熱したのは2日間だけで済んだという。

 ドージャが以前「コロナなんてまったく怖くない」と発言していたことを受けて、「今となっては怖い?」とあるファンが質問すると、ドージャは「怖かったことなんてない。だから、感染しちゃったんだけどね」とさらり。

 これに対して別のユーザーから「怖くないからって、軽い気持ちで出歩いて免疫力が低い人たちを危険に晒すべきじゃない」というコメントが寄せられると、「誰も出歩くなんて言ってないじゃん。私は、(コロナのことを)気にしてなさすぎたから感染したと言っただけ」と反論していた。

 日本でも著名人の新型コロナウイルス感染のニュースが伝えられているが、海外でも若手セレブに陽性者が増えている。ドージャは「気にしなさすぎて感染した」と自身の無頓着さが感染という結果を招いたと認めているように、“コロナ慣れ”してきた今だからこそ、いま一度気を引き締めて、感染予防・感染拡大防止のために、一人ひとりができることを徹底すべき。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.