毎年行なわれる野外フェス、ロラパルーザが新型コロナウイルスの影響で中止になってしまったことを受け、本来のフェス開催日にオンラインフェスを行なうと発表した。(フロントロウ編集部)

2020年のロラパルーザはオンラインで

 コーチェラ・フェスティバルやSXSW、ウルトラ・マイアミなどと肩を並べ、アメリカを代表するフェスの1つであるロラパルーザ(Lollapalooza)は、オルタナティヴロックバンドからパンクバンド、そしてヒップホップまで、幅広い音楽のジャンルが楽しめることで毎年大勢の人が参加。

画像: 2020年のロラパルーザはオンラインで

 しかし、世界中でパンデミックを起こしている新型コロナウイルスの影響で軒並み大型フェスが開催を断念。ロラパルーザも本来であれば、7月30日~8月2日にフェスを開催する予定だったけれど、やむを得ず中止に。夏の楽しみが奪われて、肩を落とす人が多いなか、ロラパルーザが本来のフェスの開催日にYouTube上でオンラインフェスを行なうことを発表した。

 そして本来のフェス同様にタイムテーブルも発表され、ポール・マッカートニー、チャンス・ザ・ラッパー、エリー・ゴールディング、メタリカ、ロード、トーヴ・ロー、ピンク・スウェッツ、セイマイネーム、ヤー・ヤー・ヤーズ、タイラー・ザ・クリエイターなど、150組以上の豪華出演者の名前がずらり。

 今回のオンラインフェスでは、過去のフェスの映像を流すだけではなく、H.E.R.やヤングブラッド、カリ・ウチス、アリソン・ワンダーランド、カスケイドなどは、このオンラインフェスのためだけに新たなセットリストを用意してファンを盛りあげる。

 また、オンラインでもフェスということでグッズも登場。キュートでレトロなロゴがデザインされたヴィンテージ風のTシャツやロンT、バケットハット、キャップ、バンダナといったフェスの必需品をはじめ、この時期ならではのマスクもグッズとして販売されている。

 ロラパルーザは2020年のフェスの中止を発表する際「今年もロラパルーザをグラントパークで行ないたいと思っていましたが、計画通りにいかないことを理解しています。ファン、アーティスト、パートナー、スタッフ、コミュニティの健康と安全がいつも私たちの最優先事項です。安心してください。2021年にロラパルーザの30周年をシカゴでがお祝い出来る様に水面下で動いています。みなさんと一緒にお祝いできる日が待ち遠しいです」とコメントを発表しており、すでに来年へと想いを馳せている。

 新型コロナウイルスの感染が再び拡大している今、外出は控えぜひ自宅でロラパルーザを見てつかの間のフェス気分を味わって。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.