アメリカのディズニーワールドの年間パスポートの所持者や、過去に来園したことがある人のもとに突然送られてきたメールの内容がディズニーファンをザワつかせている。そこには一体何が書かれていた?(フロントロウ編集部)

メールの内容がきっかけである憶測が飛び交う

 今年7月、約4ヵ月ぶりに営業を再開したアメリカのフロリダ州オーランドにある世界最大規模のディズニーリゾート、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(以下ディズニーワールド)から、年間パスポートの所持者や過去に同リゾートを訪れたことがある人たちのもとに突然送られてきたメールの内容が、一部のディズニーファンをザワつかせている。

 実際にディズニーからメールを受け取った米KSTUのリポーター、ジョン・フランキが自身のツイッターで公開したスクリーンショットにはこう書かれていた。

 みなさんが「カントリーベア・ジャンボリー」についてどう思っているのか私たちに教えてください。つきましては、これからお聞きする質問にお答え頂ければと思います。

 ジョンによると、この画面のあと「カントリーベア・ジャンボリー」に関する質問をいくつか聞かれたそうで、アトラクションが「つまらない(Boring)」、「楽しい(Exciting)」、「心を揺さぶる(Inspirational)」といった複数の選択肢のうちどれに当てはまるか選ぶものもあったという。

 日本の東京ディズニーランドでは「カントリーベア・シアター」の名前で親しまれる同アトラクションは、個性あふれる愉快な18頭のクマたちによるユーモアたっぷりのカントリー&ウエスタンショーが楽しめるほっこりした内容で、これまで多くのディズニーファンに愛されてきた。

画像: twitter.com
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 今回、ディズニーから送られてきたメールの内容が一体何を意味するのかまだ誰にもわからないが、質問の内容からして調査結果によっては大幅なリニューアルや、最悪の場合、“アトラクション閉鎖”という可能性も…。ジョンは「これが古株のアトラクションのひとつであるカントリーベア・ジャンボリーの閉鎖への伏線でないことを願う」としている。また、ファンからも「お願いだから続けて!」といったアトラクションの存続を願う声が多く上がっている。

 ちなみに、ディズニーワールドでこういったアトラクション閉鎖のウワサが流れるのは、これが初めてではない。今回の件とはまったく無関係だが、以前、マジック・キングダムにあるシアター系アトラクション「魅惑のチキルーム」が“閉鎖される”というウワサが流れた際、ディズニーは公式ブログ「ディズニー・パークス・ブログ(Disney Parks Blog)」に声明文を掲載し、「親愛なる『チキルーム』が閉鎖するというウワサが飛び交っていることを、小鳥たちが教えてくれました。(中略)すべてのウワサに言及することはできませんが、この件については訂正させてください。羽の生えた私たちの友達が飛び去る予定は一切ございません」と、ディズニーらしいユーモアを交えた粋な返しでファンを安心させたことがある。(フロントロウ編集部)

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