なかなか消えない目の下の頑固な「クマ」。きちんとケアしているのに改善されないのは、ケア方法に原因が? 海外の専門家たちが、目の下のクマをタイプ別に改善する正しいケア方法を紹介した。(フロントロウ編集部)

目の下のクマ治らない…

 目の下のクマは、どんより暗く疲れた印象を与える厄介な存在。なんとかクマを治そうと、たっぷり寝てみたり、アイクリームや目元パックを試してみたりするけれど、なんだか効果を感じない…。

 それ、もしかしたらクマの原因とケア方法が合っていないのかも。

画像: 目の下のクマ治らない…

 というのも、一見すると同じように見える「クマ」でも、実は種類によってそれぞれ原因が異なり、適切なケア方法も違ってくるから。

 そのため、自分のクマに合っていないスキンケア方法を続けると、クマを改善するどころか、かえって肌にダメージを与えかねないと専門家たちは言う。目の下のクマの原因に合わせたケア方法をさっそくチェック。

1.目の下の皮膚が薄い場合は「レチノール」

 ニューヨーク市の皮膚科医、レイチェル・ナザリアン医師によると、生まれつき目元の皮膚が薄く、血管が透けて青黒く見えてしまう人は、「レチノール」を配合した化粧品を使うのがオススメ。

画像: 1.目の下の皮膚が薄い場合は「レチノール」

 ナザリアン医師は「レチノールは、繰り返し使用することでコラーゲンの産生を促し、皮膚の薄さを改善し、目の下のクマを改善してくれる」と米メディアAllureでコメント。

 また、ニューヨーク州ニューロシェルの皮膚科医、パトリシア・セバルス医師は「レチノイドは、皮膚コラーゲンの再構築を助け、目のまわりの血行を促進し、目元にハリと弾力を与えてくれる」と、加齢によるボリュームの低下で皮膚が薄くなってしまった人にも効果が期待できると明かした。

2.色素沈着の場合は「ビタミンC」

 紫外線ダメージや目をこすった際の摩擦刺激によって色素沈着を起こしている場合は、ビタミンCなどの美白ケア化粧品を使うのがオススメだと話すナザリアン医師。

画像: 2.色素沈着の場合は「ビタミンC」

 ナザリアン医師は「色素沈着には、ビタミンCなどの美白成分を使うのが最適。これらの成分は、時間とともに色素沈着を減少させ、明るく透明感のある目元に導いてくれる」と助言。ほかにも、コウジ酸や甘草エキスなども効果的だという。

 そして忘れてはいけないのが「UVケア」。イリノイ州のラグランジ・パークの皮膚科医、レベッカ・タン医師は「(目の下の色素沈着を予防するには)酸化亜鉛または二酸化チタンを含む、品質の良いノンケミカルの日焼け止めに投資することオススメする」と話している。

3.たるみやむくみがある場合は「冷やす」

 たるみ、むくみなどで目の下に黒い影ができている場合は、ハリや弾力を与えるレチノール配合のアイクリームを使うほかにも、冷やすのも解決策のひとつ。

画像: 3.たるみやむくみがある場合は「冷やす」

 ひんやりした触感のジェル状のアイマスクやアイスローラー、冷たいスプーンを目元に当てるだけでも効果があるそう。冷やす目安は10分ほど。むくみやすい朝の時間帯などに行なうと、目の下のむくみが解消され、クマが目立ちにくくなるという。

 目の下のクマを解消するプロのケア方法。上手にマスターして、パッと明るい目元をゲットしてみて。(フロントロウ編集部)

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