乾燥といえば冬のイメージが強いけれど、実はエアコンなどの影響で、夏でも肌が乾燥しやすいって知ってた? 夏でもべたつかずに、うるおいをキープするスキンケアのコツを皮膚科医がアドバイス。(フロントロウ編集部)

エアコンで肌がカラカラに…

 日本の猛暑を涼しく快適に過ごすために欠かせないエアコンの冷房。しかし、エアコンの涼しさと引き換えに気になるのが、美肌の天敵「乾燥」。

画像: エアコンで肌がカラカラに…

 フィラデルフィアに拠点を置く認定皮膚科医のナザニン・セディ医師によると、冷房の効いた部屋は湿度が下がりやすく、部屋の空気が乾燥すると「肌の水分まで吸収して乾燥させる」と米メディアSkincare.comで説明。

 エアコンで肌が乾燥すると、肌のごわつきを感じるだけでなく、くすみ、凸凹、小じわなどの原因にもなりうるという。

 かといって、夏はエアコンの効いた場所で過ごすことが多く、ましてや猛暑の夏をエアコン無しで過ごすのはかなり難しい。そこで、今回はエアコンの効いた涼しい部屋にいながら肌のうるおいを保つスキンケアのコツをご紹介。肌のごわつきや乾燥が気になる人はチェックしてみて。

軽いつけ心地の保湿クリームを活用

 セディ医師いわく、汗ばむ夏であろうと、オイリー肌であろうと、肌の乾燥を防ぐために必要不可欠なのは「保湿クリーム」。しかし、冬に愛用している、こっくりした濃厚な保湿クリームはNG。油分が多く、ベタついたり肌トラブルを引き起こしたりする可能性があるため、夏は軽いつけ心地のものに変えるのがベスト。

画像: 軽いつけ心地の保湿クリームを活用

 セディ医師のオススメは、保湿効果の高いセラミドやヒアルロン酸を含む保湿クリーム。「セラミドは肌のバリアを強化し、ヒアルロン酸は肌のうるおいを保つのに役立つ」と、夏の肌に必要な保湿成分だと彼女は言う。

シルクの枕カバーに変える

 もうひとつ、寝ている間もエアコンをつけっぱなしという人にオススメなのは、シルク製の枕カバーを使うこと。セディ医師いわく、厚手の生地の枕カバーは吸水性が高く、顔の水分や寝る前につけたスキンケア製品まで吸収して、余計に肌の乾燥を促してしまうそう。

画像: シルクの枕カバーに変える

 一方で、シルク製の枕カバーは他の素材に比べて肌触りが良く、保湿効果も高いため、寝ている間も肌や髪のうるおいをキープしてくれると話している。

ミストスプレーでうるおいチャージ

 オフィスや外出先で乾燥を感じた場合に、手っ取り早く保湿したい人にオススメなのは「保湿系ミストスプレー」。メイクの上からシュッとひと吹きスプレーするだけで、メイクを崩すことなく、肌にうるおいを与えることができる。

画像: ミストスプレーでうるおいチャージ

 また、セディ医師は「こちらもセラミドやヒアルロン酸などが含まれているミストスプレーを選ぶと、肌を乾燥させることなく保湿ケアできる」と付け加えた。

 夏であっても肌は乾燥するため、油断は禁物。とくに、エアコンの風が直接肌に当たるとより乾燥させてしまうため、風向きを変えたり、加湿器を導入するなど工夫してみて。(フロントロウ編集部) 

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