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レナ・ダナムやペトラ・コリンズといったパワフルで最先端なフェミニストのクリエイターの一人として知られるミランダ・ジュライの最新映画『Kajillionaire(カジリオネア)』が、ブラッド・ピットが運営する、アカデミー賞受賞作品を連発する注目の制作会社プランBエンターテインメントから公開される。予告編やあらすじ、キャストをご紹介。(フロントロウ編集部)

目が離せないアーティスト! ミランダ・ジュライ

 ミランダ・ジュライは、ミュージシャン、パフォーマー、作家、俳優、監督など、様々な顔を持つマルチなアーティスト。2005年に公開された映画『君とボクの虹色の世界』では、監督、脚本、主演を務め、世界中で注目を浴びた。また、彼女が執筆した『最初の悪い男』や『いちばんここに似合う人』などの数々の書籍は、日本語にも翻訳され多くのファンに愛されている。

画像: 目が離せないアーティスト! ミランダ・ジュライ

 ミランダは、レナ・ダナムやペトラ・コリンズ、キャリー・ブラウンスタインといったパワー溢れるフェミニストのクリエイターとして知られており、若い頃からフェミニズムに焦点を当てた作品作りを行なってきた。

 そんなミランダより、新作映画『Kajillionaire』の予告編が公開された。本作は彼女にとって、2010年ぶりの長編映画となる。

新作映画『Kajillionaire』

 映画『Kajillionaire(カジリオネア)』は、2018年に制作が発表された作品で、ブラッド・ピットが運営している制作会社プランBエンターテインメントとアンナプルナ・ピクチャーズとの協力で公開される。

 ブラッドのプランBエンターテインメントは近年、映画『ムーンライト』や『それでも夜は明ける』といったアカデミー賞受賞作品を多数公開していることから、ミランダの『Kajillionaire(カジリオネア)』も注目を浴びている。2020年初めにサンダンス映画祭でプレミア上映され絶賛された本作は、9月18日に全米公開が予定されている。

 主人公は、詐欺師になるべく育てられた26歳のオールド・ドリオ。ある日彼女の両親であるテレサとロバートは、見知らぬ女、メラニーを仲間に迎え入れオールドとタッグを組ませることに。メラニーと仕事を共にするうち、オールドの中には“優しさや思いやり”といった感情が芽生え始め、これまでの生き方に疑問を持ち始める。ちなみに『Kajillionaire(カジリオネア)』日本語にすると「チョー億万長者」のような言い方になる。

画像: 新作映画『Kajillionaire』

 主演のオールド役を務めるのは、映画『スイッチ・オフ』や『声をかくす人』に出演したエヴァン・レイチェル・ウッド。そして、その母親のテレサを映画『愛と青春の旅だち』のデブラ・ウィンガーが、父親のロバートを映画『シェイプ・オブ・ウォーター』のリチャード・ジェンキンスが演じる。また、メラニー役は映画『アナイアレイション -全滅領域-』のジーナ・ロドリゲスが務める。

 映画『Kajillionaire(カジリオネア)』は、2020年9月18日に全米公開予定。日本での公開は未定。(フロントロウ編集部)

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