トム・クルーズ主演の映画『ミッション:インポッシブル』の撮影中に、バイクが燃え上がるという事故が発生。その瞬間をキャッチした。(フロントロウ編集部)

『ミッション:インポッシブル』撮影中にハプニング発生

 新型コロナウイルスの影響で撮影が中断されてしまっていたけれど、2020年6月に俳優のトム・クルーズが撮影地であるイギリスに入国したことにより、映画『ミッション:インポッシブル』の撮影が再開。

画像1: 『ミッション:インポッシブル』撮影中にハプニング発生

 イギリスではコロナウイルス感染拡大を防止するため、海外からの渡航者に2週間(14日間)の隔離措置を取ることが求められているけれど、トムはそれを免除。また、もうひとつの撮影地であるノルウェーでも、海外からの渡航者は約10日間の隔離が求められているけれど、『ミッション:インポッシブル』のメンバーは、検査を受けるなどの条件つきで隔離する必要がないという特例が与えられ、撮影がスムーズにいくように政府までもが動いている。

 こうして、なんとか2021年11月に公開させようと連日撮影が行なわれるなか、またしてもハプニングが発生し、撮影が一時的に中断してしまうことに。今回のハプニングは、撮影中のスタントによるもの。イギリスのオックスフォードシャーにある撮影地には、莫大な金額がかけられた巨大なセットが用意されており、雪景色をイメージしたセットでスタントマンによるバイクのアクションシーンが撮影されていた。

画像2: 『ミッション:インポッシブル』撮影中にハプニング発生

 当初はスタントマンが着地の衝撃を和らげるために巨大なクッションに着地し、バイクは数メートル先に安全にクラッシュするように計算されていたけれど、これが大間違い。実際に撮影してみると、バイクのタイヤの熱と摩擦により、段ボールのパッドから出火。遠くから見ても黒煙があがるほどの惨事となってしまい、煙があまりにひどかったため、近くにあったイギリス空軍の基地まで閉鎖せざるを得ない状況になったということを英The Sunが明かした。その一連の様子がこちら。

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 消防車や救急車などが出動し、イギリス空軍までもが閉鎖するという大惨事だったものの、怪我人が出なかったのは不幸中の幸い。莫大な資金がかけられたうえ、失敗に終わったアクションシーンの撮影のせいで撮影が再び遅れをとることにトム本人もいらだちを感じているとThe Sunが報じている。

 今後『ミッション:インポッシブル』の撮影は、イギリスのほかにもノルウェーやポーランドなどで行なわれる予定となっている。

(フロントロウ編集部)

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