女性アカペラグループを主人公にした大ヒットミュージカルコメディ映画『ピッチ・パーフェクト』シリーズのキャストたちがオンライン上で再会を果たし、久しぶりにアカペラを披露。彼女たちがアカペラを披露したのには、ある理由があった。(フロントロウ編集部)

バーデン・ベラーズが再結成!ビヨンセの曲をパフォーマンス

 大学のアカペラグループ「バーデン・ベラーズ」を主人公にしたミュージカル映画『ピッチ・パーフェクト』シリーズは、2012年に1作目、2015年に2作目、そして2017年に3作目が公開され、どのシリーズも世界中で興行収入が100億円を超えるヒットを記録。

画像1: バーデン・ベラーズが再結成!ビヨンセの曲をパフォーマンス

 アナ・ケンドリック、レベル・ウィルソン、ヘイリー・スタインフェルド、アンナ・キャンプ、ブリタニー・スノウなどといった、豪華キャストの共演が実現したこの作品。プライベートでも仲が良いキャストたちの息があったアカペラが作品の見所となっており、多くの人を魅了した。

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 そんな『ピッチ・パーフェクト』のキャストが、オンライン上で再会し、アカペラグループのバーデン・ベラーズを再結成させた。

 今回キャストたちが選んだ楽曲は、ビヨンセの「Love On Top(ラブ・オン・トップ)」。軽快なリズムがアカペラにもってこいの楽曲。シーズン3が終わって以来のパフォーマンスとなったけれど、当時と変わらず鳥肌級の歌声を披露。

 また、バーデン・ベラーズによる久しぶりのパフォーマンスの前には、『ピッチ・パーフェクト』の解説者だったジョン・スミス役のジョン・マイケル・ヒギンズやゲイル役のエリザベス・バンクスも登場。そして、ジョンが「悪いお知らせがあります。バーデン・ベラーズが再結成しました。隔離期間ですら、彼女たちによる音楽パフォーマンスでの嫌がらせを止められないようです」と冗談たっぷりにコメントする小粋な演出が。

なぜこの時期にバーデン・ベラーズは再結成したのか?

 3作目が終わって約3年が経った今、なぜ再び『ピッチ・パーフェクト』のキャストが集合したのかと言うと、これはチャリティ活動の一環だから。新型コロナウイルスの影響で苦しんでいる人や、レバノンで発生した大規模な爆破で被害を受けている人をサポートするために『ピッチ・パーフェクト』のキャストらが立ち上がったのだ。『ピッチ・パーフェクト』のキャストらが歌う「Love On Top」をダウンロードやストリーミングすると、その収益がユニセフに寄付され、支援を必要としている世界中の子供たちに寄付される。

 ちなみにこの企画は楽曲を提供したビヨンセも支持しているようで、レベルは自身のインスタグラムに「この素晴らしい楽曲の使用許可を与えてくれたビヨンセと彼女のチームに感謝します」と、代表して楽曲を使わせてくれたことに対しての感謝の気持ちを綴った。(フロントロウ編集部)

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