クイーン+アダム・ランバートが、初めてライブアルバムをリリースすることを発表。初めてのライブアルバムは、かなり豪華な仕上がりに。(フロントロウ編集部)

クイーン+アダム・ランバートが10月にライブアルバムをリリース

 日本時間8月20日に、クイーンのメンバーであるブライアン・メイロジャー・テイラー、そしてツアーを一緒に周わっているアダム・ランバートがそれぞれのインスタグラムに、ある動画を公開。その動画には、クイーン+アダム・ランバートのツアーの裏側やコンサート会場の様子が納められており、動画の最後には「告知は明日」という文字が。

 そして気になる動画での発表から一夜明け、ついにその正体が明かされた。クイーンとアダムが告知したのは、初となるライブアルバム『Live Around The World(ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド)』の発表。クイーンとアダムはそれぞれアルバムをリリースしているけれど、クイーン+アダム・ランバートとしてアルバムを出すこと自体が初めて。

 そんな初めて尽くしのライブアルバム『Live Around The World』は、かなり充実した内容になっており、アルバムには、アメリカ・ニューヨークで行なわれたGlobal Citizen Festival、ポルトガルのリスボンで行なわれたRock In Rio、そして日本の東京で行なわれたサマーソニックなど、これまでクイーン+アダム・ランバートとして42ヵ国で行なってきた218公演から選びぬかれた、とっておきのものが収録されている。

 さらには、新型コロナウイルスで外出制限される前にオーストラリア・シドニーで開催されたオーストラリアの大規模森林火災のためのチャリティ・コンサートFire Fight Australiaの様子も収録されることに。この公演は、1985年のLive Aid出演時と同じセットリストということが当時話題になったけれど、『Live AroundThe World』ではその時の音源が丸々収録されるとファンの間で話題を呼んでいる。

画像: クイーン+アダム・ランバートが10月にライブアルバムをリリース

 クイーンのメンバーであるブライアンとロジャー、そしてアダム・ランバートは、2019年7月から世界中を周わるザ・ラプソディー・ツアーを開催。全世界興行収入が1000億円を超えたクイーンの唯一無二のボーカル、フレディ・マーキュリーの生涯が描かれた映画『ボヘミアン・ラプソディ』の公開後のツアーだったため、各地でツアーのチケットがソールドアウト。2020年1月には日本の東京、名古屋、大阪でコンサートを行ない、日本列島を熱狂の渦に巻き込んだことも記憶に新しい。

 その後、新型コロナウイルスの影響で予定されていたヨーロッパ公演は2021年に延期となるものの、少しでもファンを楽しませるためにYouTube上でクイーン+アダム・ランバートのツアーの裏側を撮影したドキュメンタリー映像「Roadies in Lockdown」を公開したり、新型コロナウイルスと闘う人たちを称えるチャリティソング「You Are The Champion(ユー・アー・ザ・チャンピオン)」をリリースしたりしてきた。

 そして今回ファンのために初のライブアルバム『Live Around TheWorld』をリリース。『Live Around The World』は10月2日に発売され、CD、CD+DVD、CD+Blu-ray、そしてアナログ盤が用意されるという。(フロントロウ編集部)

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