過去に3度のグラミー賞受賞歴がある人気シンガーのザ・ウィークエンドが、顔中傷だらけの「痛々しい姿」で現地時間8月30日に開催予定のMTVビデオ・ミュージック・アワードのリハーサルへ。(フロントロウ編集部)

本番さながらの出で立ちでリハーサル入り

 新アルバム『After Hours(アフター・アワーズ)』に収録されているヒット曲「Blinding Lights(ブラインディング・ライツ)」がTikTokでバズっているシンガーのザ・ウィークエンドが、米現地時間8月30日に開催される音楽の祭典「MTVビデオ・ミュージック・アワード(以下VMA)」のリハーサルのために、ニューヨーク市内のホテルをあとにするところをカメラがキャッチした。

画像1: 本番さながらの出で立ちでリハーサル入り

 最優秀ビデオ賞(VIDEO OF THE YEAR)や最優秀アーティスト賞(ARTIST OF THE YEAR)を含む計6部門でノミネートされているザ・ウィークエンドは、当日、パフォーマンスを披露することが決まっており、この日はその予行演習のために会場へ。

 少々お疲れ気味なのか、なんだか浮かない表情をしていると思ったら、顔中傷だらけでずいぶんと痛々しい姿をしているではないか。

画像2: 本番さながらの出で立ちでリハーサル入り

 でも、ご安心を。すでにお気づきの方も多いと思うが、顔の傷はすべて特殊メイクで作られたニセモノ。ズームにしてもほとんどわからないほど精巧な作りになっている。

画像3: 本番さながらの出で立ちでリハーサル入り

 ザ・ウィークエンドは、最新アルバム『After Hours』に収録されている楽曲のすべてのミュージックビデオで、上の写真で着ていたのと同じ赤と黒の組み合わせのスーツを身にまとい、同アルバムの重要なテーマのひとつである失恋の痛みや薬物中毒の苦しみからの脱却を表現するためか、怪我を装った特殊メイクを顔に施している(※)。
※「Heartless(ハートレス)」を除く。

 テレビ番組などでパフォーマンスを披露する時も、そのスタイルを貫いており、『Saturday Night Live(原題)』や『Jimmy Kimmel Live(原題)』にゲスト出演した際も、“痛々しい姿”でステージに立って話題を呼んだ。

 ちなみに、コロナ禍での開催となるVMAは当初、リモート開催ではなく例年通りひとつの会場にセレブを集めて行なう予定だったが、今月に入ってから、ニューヨーク市内の各所にある野外ステージでパフォーマンスを披露するかたちに変更。無観客もしくは限られた少数の観客のみが、パフォーマンスを生で鑑賞できるそうで、それ以外の具体的なプランについては明らかにされていない。(フロントロウ編集部)

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