未成年への性的虐待などの罪に問われ、現在拘留中の身であるシンガーのR.ケリーが同じ刑務所に収容されている囚人から襲撃を受けるという事件が発生した。(フロントロウ編集部)

R.ケリーが囚人仲間から襲撃される

 未成年を含む複数の女性たちへの性的虐待や児童ポルノ所持など10件以上の容疑で逮捕され、さらに被害者への脅迫、証拠隠滅、政府関係者に賄賂を渡したとして告訴されている大御所R&BシンガーのR.ケリーが、1年以上前から身柄を拘留されているイリノイ州にある連邦刑務所シカゴ・メトロポリタン矯正センター(MCC)で、同施設に収容されている囚人仲間から襲撃を受けたことを米TMZが報じた。

画像: R.ケリーが囚人仲間から襲撃される

 R.ケリーの独房に突如入ってきたこの囚人は、ベッドに腰掛けていたR.ケリーを激しく殴打。関係者がTMZに語ったところによると、この囚人は、過去数回にわたって施設の外で人々がR.ケリーにまつわる抗議デモを行なったことで、施設全体がロックダウンを余儀なくされたことに腹を立てていたようだと証言。

 R.ケリーは、すぐに医師の診察を受けたが、幸い深刻なケガなどは負っていないという。


弁護士が襲撃事件発生を認める

 この報道を受け、R.ケリーを担当するスティーブ・グリーンバーグ弁護士は米Yahoo! EntertainmentにR.ケリーがある囚人から攻撃を受けたという事実を認めた。

 グリーンバーグ弁護士は、さらにツイッターを通じて「昨日、シカゴにあるMCCにおいてR.ケリーがある囚人から攻撃を受けたという報せがありました。彼の怪我の容態に関しては、矛盾するいくつかの報告を受けています。我々は刑務所からは何の情報を得ていませんし、R.ケリー本人による電話連絡も受けていません。私たちは彼が重傷を負っていないものと見込んでいます」とコメント。

 続けて、「しかしながら、もうケリー氏を釈放する時なのではないでしょうか。政府は彼の安全を保障できず、裁判の日程も決めることができないのですから。適正手続きができないからといって、人々を漠然と投獄するべきではないのです! 」と、R.ケリーの釈放を促す発言もした。

 R.ケリーは、10年以上にわたって性的暴行を受けたという複数の女性たちから告発を受けたが、2019年1月に被害者たちやその家族らが集結し、彼の性犯罪を告発・糾弾したドキュメンタリー番組『Surviving R. Kelly(サバイビング・R.ケリー)』が放送

 これを機に、長年にわたる女性たちへの性的暴行・性的虐待に再び注目が集まり、警察がそれぞれの告発に関する捜査を開始。番組放送から約1カ月後の2019年2月に10件以上の罪で逮捕されたほか、6月にも4件の加重の性的暴行、2件の強姦、2件の加重の性的虐待、そして13歳~16歳に対する加重の性的虐待が3件という計11件の罪で逮捕された

画像: 弁護士が襲撃事件発生を認める

 その後も、被害者たちやその家族を口止めするために、仲間を使って車を燃やすなどの脅迫をしたことや、1999年当時まだ15歳の未成年だったシンガーの故アリーヤと極秘結婚するために、イリノイ州の政府関係者に賄賂を渡していたことが明るみになり、それらの罪にも問われている。

画像: シンガーのアリーヤ。1994年に当時交際していたR.ケリーのプロデュースによりデビュー。その後、R.ケリーとの関係を公私共に断ち、スターとしての階段を上っていた最中の2001年、22歳の若さで飛行機の墜落事故により急逝した。

シンガーのアリーヤ。1994年に当時交際していたR.ケリーのプロデュースによりデビュー。その後、R.ケリーとの関係を公私共に断ち、スターとしての階段を上っていた最中の2001年、22歳の若さで飛行機の墜落事故により急逝した。

 2019年2月の逮捕時には、クック郡の刑務所に自ら出頭したR.ケリーだが、当時は、R.ケリーが訪問者との面会などのために移動する際は、同刑務所に収容されているすべての収監者たちが、持ち場を離れることなくじっとしているように命じられるといった不便が生じていたと、関係者がTMZに証言していた。 

 MCCでも、R.ケリーが特別扱いされ、ほかの囚人たちが不便を被っていたかどうかは不明だが、今回R.ケリーを攻撃した囚人は、普段からR.ケリーに対して憤りを感じていたことは確かなよう。(フロントロウ編集部)

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