40代という若さで亡くなった、マーベル映画『ブラックパンサー』のチャドウィック・ボーズマンのSNSでファンに向けた声明が発表された。(フロントロウ編集部)

ブラックパンサー俳優が他界、声明を全訳

 MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画『ブラックパンサー』で主人公ブラックパンサー/ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマン他界。代理人によってチャドウィックの公式SNSが更新され、ファンに向けた声明が出された。

以下、メッセージの全訳。

「チャドウィックは2016年にステージ3の結腸がんと診断され、がんがステージ4へと進行するなか、この4年間がんと闘ってきました。

 真のファイターであるチャドウィックは、そんななかでも辛抱強く耐え、みなさんが愛する映画の数々をお届けしたのです。『マーシャル 法廷を変えた男』をはじめ、『ザ・ファイブ・ブラッズ』、オーガスト・ウィルソンの『Ma Rainey's Black Bottom(原題)』、そしてその他にもたくさんの映画が、数え切れないほどの手術や化学療法のあいだに撮影されてきました。

 映画『ブラックパンサー』で王であるティ・チャラに命を吹き込むことができたのは、彼のキャリアにおける誇りでした。

 彼は自宅にて、妻や家族のそばで息を引き取りました。

 ⁣ご家族は皆さんからの愛や祈りに感謝しています。そしてこの困難な時期に、プライバシーを尊重していただけるようお願いしています」

 チャドウィックは、オーガスト・ウィルソンによる劇をヴィオラ・デイヴィスとの共演で映像化したジョージ・C・ウルフ監督の映画『Ma Rainey's Black Bottom(原題)』をすでに撮り終わっており、彼の遺作となる本作はNetflixでの配信が予定されている。(フロントロウ編集部)

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