ドラマ『リバーデイル』に出演する俳優のマリソル・ニコルズの“裏の顔”は、性的人身売買を取り締まる覆面捜査官!? かなり興味深いバックグラウンドを持つマリソルの実体験がドラマ化されることが明らかに。(フロントロウ編集部)

『リバデ』出演者の驚きの「副業」がドラマ化

 ドラマ『ゴシップガール』と『プリティ・リトル・ライアーズ』を足して二で割ったような作品として話題の青春ミステリードラマ『リバーデイル』。アメリカで2017年から放送がスタートし、現在、シーズン4まで放送されている本作は、高校生活を描いたドラマならではの甘酸っぱい青春シーンもありつつ、大人でもハマるミステリー要素もたっぷりで、幅広い世代から支持を受けている。

画像: 『リバデ』出演者の驚きの「副業」がドラマ化

 そんな人気ドラマで、4シーズンにわたってヴェロニカ(カミラ・メンデス)の母ハーマイオニーを演じてきた、俳優のマリソル・ニコルズの実体験をもとにしたドラマが制作されることがわかった。

 すでにご存じの方もいるかもしれないが、今年5月、米Marie Claireのインタビューで、マリソルの副業が性的目的の人身売買を取り締まる覆面捜査官であることが明かされた。マリソルによると、過去6年ほど、連邦捜査局(FBI)やOperation Underground Railroad(※)、地元の法執行機関のエージェントと協力して、小児性犯罪者を見つけ出し、おびき寄せる活動を行なってきたという。
※児童誘拐・人身売買を追跡、現地法執行機関と共に検挙するNPO。

画像: ドラマ『リバーデイル』のハーマイオニー役でおなじみの俳優マリソル・ニコルズ。

ドラマ『リバーデイル』のハーマイオニー役でおなじみの俳優マリソル・ニコルズ。

 覆面捜査官としての主な仕事内容だが、子供を売春婦として売り飛ばそうとしている親の役や、“12歳の少女とセックスをしようと企む男”に子供を引き渡す役など、状況に応じて演じ分けていると伝えられている。国内・国外問わず、過去数年間にわたって小児性犯罪者の検挙に貢献してきたそう。

 また、俳優としてのキャリアが停滞していた2012年から、人身売買問題への取り組みを始めたマリソルは、覆面捜査官としての仕事のほかに、NPO団体「Slavery Free World」を立ち上げるなど、人身売買撲滅に全力を注いでいることで知られる。

 そんなマリソルの“裏の顔”に目をつけたのが、テレビドラマ業界。米Deadlineによると、制作に名乗りを上げているのはソニー・ピクチャーズ・テレビジョンで、マリソルはエグゼクティブエグゼクティブ・プロデューサーとしてドラマ化に携わるといい、マリソル自身が主演を務める可能性が高いという。

 ちなみに、マリソルは『リバーデイル』のシーズン4をもって、番組を“卒業”することを発表している。ただし、新型コロナウイルスによる撮影中断の影響で、シーズン4の最後の3話がシーズン5に持ち越されたため、来年1月から放送がスタートするシーズン5の最初の3話だけ、特例で復帰することが決まった。(フロントロウ編集部)

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