皮膚科医によると、夏の終わりから秋にかけてのこの時期のスキンケアは、キレイな肌をつくるためにはとても重要なのだという。皮膚科医が明かした、季節の変わり目に行なうべきスキンケアとは?(フロントロウ編集部)

この時期のケアが秋冬の肌を決める!

 夏から秋へと少しずつシフトしていくなか、スキンケアもシフトチェンジ。過酷だった夏から乾燥シーズンの秋に突入するこの時期は、季節の変わり目で肌が敏感になるうえ、夏のダメージあり、乾燥シーズンへの準備ありと、肌にとっては特別なケアが必要なのだという。

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 ニューヨークの皮膚科医シャリ・マーチベイン医師は、「今の時期にどんなスキンケアを取り入れるかによって、秋や冬の肌の状態が決まる」と英Glamourにコメント。季節の変わり目に取り入れるべきスキンケアとはどんなものなのか? 今から始めたいスキンケアをチェック!

角質ケアは控えめに

 夏は汗による毛穴のトラブルや角質がたまりやすい時期のため、グリコール酸などが入った角質除去アイテムは美肌づくりには欠かせない。でも、夏から秋にかけてシフトするこの時期には、肌が敏感になるため使用頻度を減らした方がいいそう。

画像: 角質ケアは控えめに

 ワシントン州の皮膚科臨床医エリザベス・タンジ医師は、「ピーリング効果のある成分は、敏感な時期の肌にとっては強力すぎるうえ、使った直後に肌が薄くなることでとくに乾燥しやすくなる」と説明。敏感肌を刺激するだけでなく、肌の乾燥も招いてしまうという。使用頻度は、多くても週1回ぐらいにするようアドバイスした。

夏の肌ダメージを徹底ケア

 紫外線や暑さなどで、肌にとっても過酷な夏。皮膚科医によると、夏の終わりから秋にかけての肌は、そんな夏のダメージをなんとか修復して再生しようとしているという。その修復をサポートするケアを取り入れると、冬にダメージを持ち越さずにリセットできるそう。

画像: 夏の肌ダメージを徹底ケア

 肌ダメージの修復のため取り入れたいのは、抗酸化物質を含んだスキンケア。ビバリーヒルズを拠点とする皮膚科医のアヴァ・シャンバン医師によると、抗酸化物質にはビタミンCやアスタキサンチンなどさまざまな種類があり、毎日のスキンケアで取り入れるようにオススメ。サプリメントで取り入れてもOKだそう。

ひと足早く高保湿ケアにチェンジ

 夏から秋にかけてのスキンケアでは、より保湿力があるアイテムに切り替えるのが定番だけれど、秋の乾燥を感じる前に切り替えるのがポイントだという。

画像: ひと足早く高保湿ケアにチェンジ

 マーチベイン医師は、乾燥がひどい季節になるにつれてうるおい肌に欠かせない成分「セラミド」が不足することがあるため、秋になる前からセラミドを補給できるフェイスクリームを取り入れるようアドバイス。

 また、NYのジョシュア・ツァイヒナー医師は、体にも同様のケアをオススメ。急激な乾燥で脚や腕がかゆくなることも多いため、そうなる前にしっかりボディクリームで保湿するよう話した。

 秋冬の肌の状態を左右する、夏の終わりから秋にかけてのスキンケア。皮膚科医のアドバイスを参考にして、美しい肌を目指してみては。(フロントロウ編集部)

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