ハンバーガーとポテトを24年間も保管してたツワモノが現れる
マクドナルドのハンバーガーは腐らない…。なかば都市伝説とも言われているこの話を耳にしたことがある人は、意外と多いのではないだろうか?
以前、フロントロウで今から約21年前の1999年に作られたハンバーガーの「現在の姿」をご紹介したが、なんとそれを上回る約24年前のハンバーガーを保管するツワモノが出現し、ネットをザワつかせている。
話題になっているのは、TikTokにアップされたこちらの動画。
上の動画で、女性が自宅のクローゼットから引っ張り出してきたボックスの中に入っていたのは、今から約24年前の1996年に購入したハンバーガーとフライドポテト。女性は、24年前に買ったことを示す紙袋をカメラの前で見せると、まず最初にポテトを取り出し、「(車の)座席の下に1ヵ月以上放置されたような感じね。でも腐ったり、形が崩れたりしてる様子はない」と説明。
続けて、ハンバーガーを取り出し、上のバンズをどけて中のビーフパティを見せながら、「バンズにカビが生えた様子はないし、ビーフパティも腐ってない。見た目はいたって普通」と淡々と語った。そもそもどういった理由でこのようなものをクローゼットで大切に保管していたのかは不明だが、動画を見るかぎり、女性がカメラの前で見せたハンバーガーとポテトは干からびている程度で、腐ってはいなかった。
マクドナルドが異例のコメントを発表
「やっぱり腐らないってウワサは本当だったんだ!」「(腐らないのは)何か悪いものが入ってるから」など、「マクドナルドのハンバーガーは腐らない説」をめぐって様々な議論が交わされるなか、アメリカのマクドナルドが異例とも言える声明文を発表した。
マクドナルド側は、「適切な環境であれば、私どものハンバーガーもほかの大半の食べ物と同様に腐ります」と言うと、続けて腐らない原因として「湿気」を挙げ、「十分に乾燥した環境であれば、カビや細菌が繁殖する可能性は低くなります。でもそれはほかの食品も同じです」と説明。続けて、「みなさんが目にしているハンバーガー(※「◯◯年前のもの」としてネット上に拡散されているもの)は、乾燥して水分が失われた状態です。つまり、“買った時とまったく同じ状態“ではありません」と、一見、見た目に変化はないように見えるが、確実に劣化していると指摘した。
さらに、マクドナルド側は「私どものハンバーガーは米農務省で検査済みのビーフを100%使用しています。ビーフパテには保存料はおろか、つなぎも入っていません。加えているのは、グリルで焼く時に振りかける塩とコショウだけです」と、安全性も強調している。(フロントロウ編集部)