『アナ雪』オラフの起源を描く作品
2013年に公開された第1作目『アナと雪の女王』に次ぐ続編として2019年に公開されアニメーション映画史上歴代No.1の全世界興行収入14.5億ドルを記録したディズニーの3Dコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画『アナと雪の女王2』。
1作目に続き、2作目でも物語に欠かせないキャラクターとして世界中のファンを魅了した、雪だるまのオラフを主役にした新しい短編アニメ作品が、ディズニーのストリーミングサービス、ディズニープラス(Disney+)で10月から配信されることが分かった。
『Once Upon A Snowman(原題:ワンス・アポン・ア・スノウマン/邦題未発表)』と名づけられた同作は、オラフの起源にフォーカスした作品。
エルサの不思議な力によって、アレンデール王国の近くの雪山で誕生したオラフが、さまざまな“初めて”を体験する様子が描かれる。
<『Once Upon A Snowman』のあらすじ>
エルサが「レット・イット・ゴー」を歌い、氷の城を築きながらオラフを創り出した瞬間のすぐ後には、一体何が起きていた? そして、オラフが森でアナとクリストフと出会った瞬間は?どうして夏が大好きになったの?
純粋で洞察力があり、夏を愛する、雪だるまのオラフ。人々の心を溶かしたオラフの起源の物語がディズニー・アニメーション・スタジオ製作の新たな短編アニメの中でついに明かされる。
ディズニー・アニメーション・スタジオが発表した、あらすじから察するに、どうやら『アナと雪の女王』に登場したオラフの登場シーンをエルサやアナではなく“オラフ目線”で描くシーンも含まれているらしい新たな短編作品。
『アナと雪の女王』およびディズニー・アニメーション・スタジオの公式インスタグラムで公開されたポスターでは、雪や氷を創り出すことができるエルサの魔法により、今まさに、誕生しようとしているオラフの姿が描かれている。
オラフを主役にした作品と言えば、新型コロナウイルスの世界的感染拡大が深刻化し、ステイホームが始まった4月から5月にかけて、英語版の「オラフ」の声を担当した俳優のジョシュ・ギャッドとウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのアニメーター、ハイラム・オズモンドが自宅でリモート製作した30秒~1分間ほどの超短編アニメーションシリーズ『アット・ホーム・ウィズ・オラフ(At Home with Olaf)』が公開された。
新たに公開される『Once Upon A Snowman』は、どれくらいの尺になるのかは明かされていないけれど、またもや人々の心を温めてくれる良作となる期待大。音楽にも定評がある『アナ雪』のスピンオフ作品だけに、劇中歌などにも注目が集まる。
『Once Upon A Snowman』は10月23日から欧米のディズニープラスで配信がスタート。日本での配信開始日や正式タイトルについては、続報をチェックして。(フロントロウ編集部)