ティモシー・シャラメ主演のSF映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の待望の予告編が公開。どこを切り取っても美しいミニマルな映像美や圧巻のアクションシーンが大反響。(フロントロウ編集部)

『デューン』予告編が公開

  映画『君の名前で僕を呼んで』や『ビューティフル・ボーイ』などの代表作で知られるティモシー・シャラメが主演を務めるSF映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の予告編がついに公開された。

 『ブレードランナー2049』や『メッセージ』といった、近未来的でミニマルかつ芸術的な映像美の作品に定評があるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンを取った『DUNE/デューン 砂の惑星』は、アメリカ人SF作家フランク・ハーバートによる小説『デューン』を実写化した2作目の作品。

 1984年にデヴィッド・リンチによって初めて映画化された第1作目のリブート版となる同作では、ティモシーのほかにも、ドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』でエミー賞にノミネートされたゼンデイヤやDC映画『アクアマン』のジェイソン・モモア、『スター・ウォーズ』シリーズのオスカー・アイザック、マーベル映画『アベンジャーズ』シリーズのジョシュ・ブローリンとデイヴ・バウティスタ、『ドクター・スリープ』のレベッカ・ファーガソン、『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』のステラン・スカルスガルド、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のハビエル・バルデムといった、主役級の超豪華なキャストたちが脇を固める。

<『DUNE/デューン 砂の惑星』のあらすじ>

 舞台は宇宙を支配する力を持つ“メランジ”と呼ばれる貴重なスパイスが唯一産出される砂漠の惑星アラキス、通称「デューン」。豊かな惑星カラダンのロイヤルファミリーであるアトレイデス家は、敵対するハルコネン家を倒すためにデューンへ向かう。しかし様々な思惑が交錯し、覇権争いは予想外の方向へ。そんななか、アトレイデス家の子息ポール・アトレイデス(演:ティモシー・シャラメ)が、自身の持つ特殊な力に目覚める…。


ファンの興奮ぶりが凄まじい

 カルト的な人気を誇るヴィルヌーヴ監督の作品とあり、制作が発表された時点から注目度が高かった『DUNE/デューン 砂の惑星』。

 今回公開された第1弾予告編では、各シーンごとに切り取って額に入れて飾りたくなるほど美しい映像美や迫力満点のアクション、ミステリアスで不気味なモンスターの片鱗だけでなく、ティモシー演じるポールとゼンデイヤ演じる謎の女性チャニの幻想的なキスシーンもフィーチャー。

 日本時間の9月10日未明にYouTubeで公開された予告編動画は、ほんの数時間にして再生回数290万回を突破している。

 音楽を手がけるのは、ディズニーアニメ『ライオンキング』でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の作曲賞をダブル受賞し、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『ダークナイトライジング』といったクリストファー・ノーラン監督作品への楽曲提供でも知られる、映画音楽界で最も著名な作曲家の1人、ハンス・ジマーとあり、「駄作なはずがない!」、「予告編だけで映画1本観た気分」、「めちゃくちゃ良い作品になっているに違いない」とコメント欄は、ポジティブな反応でほぼ埋め尽くされている。

 主演のティモシーも1984年版の映画に登場し、インターネットミームにもなっている「The spice must flow(スパイスを滞らせてはいけない)」という名台詞をもじった「LET THE SPICE
FLOOOOOOOOOOOOOOOOWWWWWWW」というテンション高めなコメントを添えて予告編の公開を告知しており、出来栄えには大きな自信を持っていることがうかがえる。

 2019年春から、ハンガリー、ヨルダン、ノルウェイで撮影され、7月には撮了した映画『DUNE/デューン 砂の惑星』。2020年8月には、ハンガリーの首都ブダペストにあるスタジオで追加シーンの撮影が行なわれたが、新型コロナウイルスによる延期は発表されておらず、2020年12月18日に全米公開される予定。2部作を予定しており、動画配信サービスの「HBO Max」では、ドラマシリーズも企画されている。(フロントロウ編集部)

※記事公開後に邦題が正式決定したため表記を修正しました。

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