『スター・ウォーズ』続三部作でレイを演じたデイジー・リドリーが、その出生の設定が、当初はオビ=ワンとの繋がりだったことを明かした。(フロントロウ編集部)

 ※この記事には、映画『スター・ウォーズ』続三部作のネタバレが含まれます。

『スター・ウォーズ』レイの祖父は…

 1977年に第1作目が公開された映画『スター・ウォーズ』シリーズは、旧三部作、新三部作を経て、2019年に続三部作の3作目『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が公開された。続三部作には、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルや、レイア姫役のキャリー・フィッシャーも出演したり、それぞれのメインキャラクターが、昔からのキャラクターと繋がりがあったりと、多くのファンを喜ばせた。

 とくに、デイジー・リドリー演じるレイがパルパティーンの孫であること、アダム・ドライバー演じるカイロ・レン/ベン・ソロが、レイア姫とハン・ソロの息子であり、ダースベイダーの孫であることは物語において重要な設定。しかし、じつはレイがパルパティーンの孫であるという設定は、なんと『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の撮影の時にすら決まっていなかった!

画像: 『スター・ウォーズ』レイの祖父は…

レイの出生の秘密

 ファンが気になっていたレイの出生といえば、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の中でカイロ・レンがレイに告げて明らかになった事実。そのことについて、出演したトーク番組『Jimmy Kimmel Live!』で聞かれたデイジーは、こんな裏話を明かした。

 「初めの頃には、オビ=ワンとの繋がりで試行錯誤したりしてたの。いろんなバージョンがあったんだけど、でも彼女は誰でもないねってなって。そしてエピソード9の時に(監督の)J・Jが、『あ~うん。パルパティーンがおじいちゃんだよ』って。でも2週間後には、彼は『うーん、分からない』ってなってた。(設定は)変化し続けたね。映画の撮影に入ってからでさえ、答えがどうなるか分からなかった」

 なんと、レイはオビ=ワンの血縁になる可能性があった! いろいろなバージョンがあったということなので、レイがオビ=ワンの娘であったり、孫であったり、姪であったりといった可能性が考えられていたのかもしれない。

 その後、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のJ・J・エイブラムス監督はパルパティーンをレイの祖父としたものの、それもまたすぐには確定事項にはならなかったということで、重要な設定であるレイの出生は、熟考されたうえの決定だった。(フロントロウ編集部)

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