映画『ワイルド・スピード』シリーズでレティを演じるミシェル・ロドリゲスが、最新作の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』についてささやかれている“あるウワサ”を認めた。(フロントロウ編集部)
『ワイルド・スピード』レティ役が「宇宙侵出説」を認める
大ヒットカーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズでレティを演じる俳優のミシェル・ロドリゲスが、最新作にしてシリーズ第9弾となる『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』について、以前、別の出演者がうっかりポロリしてしまった“ある展開”が単なるウワサではなく、事実であることを認めた。
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』といえば、2020年5月22日に全米公開され、日本ではその1週間後の5月29日に公開される予定だったものの、新型コロナウイルスの影響でアメリカでの公開が10ヵ月以上先の2021年4月2日に延期され、日本での公開日は未定のままとなっている。
世界中のファンたちが首を長くして公開を待っている同作では、ついに「宇宙侵出する」展開が含まれていることを、以前、テズ役のリュダクリスがやんわりとバラしてしまったのだが、最近になり、ラジオ番組『The Jess Cagle Show』でこの件について詰められたミシェルが「ヤバい。なんで知ってるの? ほらね、映画が延期になって忘れちゃうと、こういうことになっちゃうんだよ。キャストとかが舞台裏でヒミツを喋っちゃう。誰にも知られちゃいけないのに!」とコメント。”ワイスピ宇宙侵出説”をあっさりと認めた。
これまでの作品よりも女性キャラが活躍している
番組ホストから、自身も「宇宙に行くのか?」と聞かれたミシェルは、「いや、私は行かないよ。宇宙に行くほどラッキーじゃない」と、自身が演じるレティは、宇宙絡みのシーンには参加していないことを告白。
それ以上は語りたくないのか、間髪入れずに、「でもさ、今回の作品は女性の脚本家が起用されたから、いっぱい愛をもらった。ジャスティン・リン監督には感謝してる。本作では、女性のキャラクターにもっと焦点が当てられてるから、仕上がった作品を観れば、そういうものを感じ取ってもらえると思う」と、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』では女性キャラにフォーカスしたシーンも多いと話して話題をシフトした。
その後は、9作目にしてようやく女性脚本家が制作に加わったことの重要さを熱弁したミシェル。
「(男女の)公平さのために、私にとっては女性の脚本家を起用してもらうことは必須だった」と話し、「多くの男性たちは、多面的ではない女性キャラが好きみたい。たとえば、ミア(※1)だったら、『ああ、あの子はポール・ウォーカーが演じてたキャラクターの息子の母親だよね』みたいな感じで、彼女が何か台詞を言うときは、ママっぽい感じに縛られてしまう。それか、ナタリーだったら、『彼女は若くて美しくてセクシーな生き物だから、いつも男にナンパされてる』とかさ。で、私のキャラに関しては、『ああ、ミシェルのレティは、ボスっぽくていつも怒ってて、つねに誰かをボコボコにする準備が万端だよね』って感じで、じゃあ、スクリーン上でも、いつも怒らせておけばいいかみたいな。…そんなのって、無理があるでしょ。不自然すぎる。だからこそ、そういうのを解ってもらうためにも“女性の声”が必要だなって私は思う」などと語った。
※1:ジョーダナ・ブリュースター演じるミア・トレット。※2ナタリー・エマニュエル演じるラムジーを指している。
”宇宙侵出説”に言及した際のリアクションがちょっと面白い、ミシェルのビデオインタビューの模様は下の動画で見ることができる。
(フロントロウ編集部)