MCUのスパイダーマン役として知られる、現在24歳のイギリス出身俳優トム・ホランド。2020年9月16日にNetflixのオリジナル映画『悪魔はいつもそこに』が配信開始されるトムの出演作を、米辛口批評サイトRotten Tomatoesのスコアをもとに人気ランキングでご紹介。(フロントロウ編集部)

第10位『スパイ in デンジャー』スコア:75%

 アニメ映画『スパイ in デンジャー』は、世界を舞台に駆け巡る凄腕スパイの活躍を描いた、スマートでエネルギッシュなアクション・コメディ・アニメーション作品。トム・ホランドは本作に声優として参加。ウィル・スミスとともにメインキャラクターの声を担当している。本作には、トムと同じくマーベル作品の映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのネビュラ役として人気のカレン・ギランや、映画『キャプテン・マーベル』タロス役ベン・メンデルソーンも参加している。


第9位『インポッシブル』スコア:81%

 映画『インポッシブル』は、2012年に公開されたユアン・マクレガー主演の災害映画。クリスマス休暇をビーチ・リゾートで過ごす一家を襲う未曾有の大津波の様子を克明に描いている。当時16歳のトム・ホランドはその息子役として出演。本作は、2004年に発生したスマトラ島沖地震による津波に巻き込まれた一家の実話をベースにしている。


第8位『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』スコア:85%

 2018年に公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、トム・ホランドがスパイダーマン役を務めた3つ目の作品。最強の敵サノスがもたらしたショッキングな結末には、多くのファンが涙した。アイアンマンとは父子のような信頼関係を築いていた。


第7位『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』スコア:86%

 2016年に公開された『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』は、チャーリー・ハナム主演のアドベンチャー映画。アマゾン奥地に眠るという伝説の古代都市を探し続けた探検家パーシー・フォーセットの人生を描く本作には、Netflixのオリジナル映画『悪魔はいつもそこに』でトムが共演しているロバート・パティンソンも出演している。


第6位『2分の1の魔法』スコア:88%

 『2分の1の魔法』は、2020年に公開されたディズニーアニメ。魔法が消えかけた世界に暮らす兄弟が、魔法の力で父親を蘇らせようと奮闘する物語。映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの俳優クリス・プラットが好奇心旺盛な兄バーリー、トム・ホランドが内気な弟イアンの声優を務めた。


第5位『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』スコア:90%

 2019年に公開された『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、2008年公開の『アイアンマン』から始まったMCU「インフィニティ・サーガ」の最後を飾る作品。ジェイク・ギレンホールがヴィランのミステリオ役を務めた本作は、スパイダーマンことピーター・パーカーの成長の様子と、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが描かれている。


第4位『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』スコア:91%

 トム・ハーディが主演を務めた『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』は、2013年公開のサスペンス映画。映画全編にわたってトム・ハーディの一人芝居という異色の本作に、トム・ホランドは息子役として声のみ出演。突然かかってきた一本の電話を機に、大きな選択をせまられる男の姿がリアルタイムで描かれる。


第4位『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』スコア:91%

 トム・ホランドがスパイダーマン役として初めて参加したMCU映画、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』。あどけなさの残るルックスとエモーショナルな演技で多くの観客を惹き付けた。本作は、2020年8月28日に他界したチャドウィック・ボーズマンがブラックパンサー役としてMCUに参加した最初の作品でもある。


第2位『スパイダーマン:ホームカミング』スコア:92%

 2017年に公開された『スパイダーマン:ホームカミング』は、トム・ホランド演じるスパイダーマン初の単独映画。本作でトムは、アベンジャーズ参加への意欲と不安を抱える高校生のスパイダーマンことピーター・パーカーを演じた。共演のゼンデイヤとは一時期交際がウワサされていたけれど、あくまでも仲の良い友達だとされており、その後はそれぞれ別の相手との交際が報じられている。


第1位『アベンジャーズ/エンドゲーム』スコア:94%

 栄えある第一位は、MCUの『アベンジャーズ/エンドゲーム』。多くのファンに感動を与えた本作は、『スパイダーマン:ホームカミング』につながる重要な作品。2008年に公開された『アイアンマン』から10年以上にわたって続いてきた『アベンジャーズ』シリーズのフィナーレを飾った本作でトム・ホランド演じるスパイダーマンは、アイアンマンにとってかけがえのない存在として描かれた。

番外編:Netflix最新オリジナル映画『悪魔はいつもそこに』

 『悪魔はいつもそこに』は、2020年9月16日にNetflixで配信が始まったばかりのサスペンス映画。トム・ホランド&ロバート・パティンソンW主演の本作では、戦後のアメリカの田舎を舞台に、腐敗と暴力に満ちた邪悪な思惑たちが描かれる。トムはこれまでの出演作で見せた「あどけない好青年」というイメージからはかけ離れた、複雑でトラウマを抱えた青年を熱演。監督のアントニオ・カンポスは米Indie Wireに、トムは「彼の世代の中で最も優れた人の一人」だと絶賛した。これまでとは一味違うトムの姿は鳥肌モノ。

 現在24歳のトム・ホランドは、今後もまだまだ大注目の俳優。2021年にはマッツ・ミケルセンやデイジー・リドリーと共演の映画『カオス・ウォーキング(Chaos Walking)』や、超人気同名ゲームを題材にした映画『アンチャーテッド(Uncharted)』などが公開予定。(フロントロウ編集部)

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