リアリティスター兼実業家のキム・カーダシアンが、フォロワー数1.8億人を誇るインスタグラムをを「凍結」すると宣言。その発端となった「Stop Hate For Profit」とは?(フロントロウ編集部)

フォロワー数1.8億人のキムが“インスタ凍結”を宣言

 一家全員で出演するリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』でブレイクし、一躍人気セレブの仲間入りを果たしたキム・カーダシアン。リアリティスターとして活躍する傍ら、実業家としての一面も持つ彼女は、これまでにコスメブランド「KKW Beauty」や補正下着ブランド「SKIMS」をプロデュースし成功に導いてきた。

画像: フォロワー数1.8億人のキムが“インスタ凍結”を宣言

 そんな絶大なる人気と知名度を誇るキムが、米現地時間9月16日(水)に自身のインスタグラムとフェイスブックのアカウントを一時的に「凍結する」と宣言した。

 以下、キムのコメント全訳。

 「インスタグラムやフェイスブックを通じてみんなと直接つながることができるのは嬉しい。けれど、アメリカを分裂させようと企む輩によってばらまかれたヘイト(憎悪)やプロパガンダ(組織&政治的な思想)、誤った情報に対し、運営側がだんまりを決め込む姿勢には耐えられない。ソーシャルメディアで共有される誤った情報は私たちの選挙に深刻な影響を与え、民主主義を弱体化させる。フェイスブックに『Stop Hate For Profit』を伝えるため、明日、私は自分のインスタグラムとフェイスブックのアカウントを凍結させる。だから、みんなにもぜひその輪に加わってほしい」

背景にある「Stop Hate For Profit」って?

 キムが上のメッセージのなかで言っていた「Stop Hate For Profit(利益のためのヘイトをやめよう)」とは、SNSが人種差別やヘイトスピーチの温床になっているにもかかわらず、運営側が適切な処置をとらないことに抗議するための広告ボイコットキャンペーン。

画像: 背景にある「Stop Hate For Profit」って?

 日本ではツイッターがヘイトの温床として問題視されることが多いが、アメリカではフェイスブックや同社傘下のインスタグラムが長らく問題となっており、今年6月、多くの企業がフェイスブックとインスタグラムにおける広告掲載を中止することを発表して話題となった。

 今回、同キャンペーンはフェイスブックやインスタグラムの利用者に対して、米現地時間9月16日(水)にこれらのSNSアカウントを“自主凍結”することを呼びかけており、キムのほかにも、レオナルド・ディカプリオやオーランド・ブルーム、ケイティ・ペリー、マーク・ラファロ、ジェニファー・ローレンス、ケリー・ワシントンら多くのセレブが参加を表明している。(フロントロウ編集部)

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