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イギリスを代表するバンド、オアシスの元メンバーで現在はソロとして活躍するノエル・ギャラガーが、マスクを着用しない理由を語る。(フロントロウ編集部)

ノエル・ギャラガー、マスク反対派の姿勢をとる

 新型コロナウイルスが世界中でパンデミックを起こしてからというもの、感染症の予防対策の一環として世界中でマスクの着用が義務づけられ、普段マスクをつけなかった欧米人もマスクをしている姿が目撃されている。

画像: マスクをして撮影現場を訪れたリアーナ。

マスクをして撮影現場を訪れたリアーナ。

 影響力のあるセレブたちは、世界中に向けてマスクを着用することを呼びかけており、とくにレディー・ガガは米現地時間8月30日にニューヨークで開催された音楽の祭典「ビデオ・ミュージック・アワード(以下VMA)」にて授賞するたびに違うマスクを用意し、パフォーマンスをする際にもマスクをつけるという徹底ぶりをみせ、「マスクをしましょう。(マスクをすることは)敬意の表れです」と、スピーチでマスクの着用を促していた。

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 しかし、多くのセレブとは正反対の人が。それは、オアシスの元メンバーであるノエル・ギャラガー。マット・モーガンのポッドキャストに出演したノエルは、マスクの着用について「マスクはつけない」と明かし、マットがマスクの重要性を説くもノエルは「法律ではないんだ。今、俺たちから奪われている自由はクソ多い。俺はマスクをしないことを選ぶ。もしコロナに感染しても、これは自分の問題であって他の人は関係ない。こんなものバカらしいと思っている。マスクをする必要はない。とにかく科学がマスクは無意味だと言っているのだから」とコメント。

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 ところがイギリス国内だけで4万人以上の命を奪っている新型コロナウイルスは、無症状の人も多く、知らないうちに体が弱い人に感染させてしまうことがあるため、ノエルが言うように“自分の問題”だけでは済まされない。

 また、ノエルはマンチェスターに電車を使って移動した際もマスクをつけていなかったようで「先週マンチェスターに行った時、電車の中である男が『マスクをつけてもらえますか?』と言ってきたんだよ。電車の中だと鉄道警察が1,000ポンドの罰金を取るんだとさ。けど、何かを食べている場合だとつけなくていい。この殺人ウイルスは、電車の中で急速に広がって俺を攻撃するけれど、サンドウィッチを食べていたりするとほっとくんだな。ヤツは昼飯でも食べているのか?」と自覚無き迷惑客ぶりを発揮したことをあっけらかんと話した。

 ロンドンでは公共交通機関をはじめ、小売店や一部の飲食店を利用する人にマスクなどの着用を義務づけているけれど、欧米では、マスク反対派がデモで抗議するほど、マスク着用を拒否する人も多い。今回のノエルの発言は、物議をかもす結果となったというのは言うまでもない。(フロントロウ編集部)

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