新型コロナウイルスの不安や悪天候…。なんだか暗い日々だけれど、笑いたい! そこで、エミー賞にノミネートされたコメディドラマを一挙ご紹介。(フロントロウ編集部)

笑いを届けるコメディドラマ

 日本時間9月21日に開催される第71回エミー賞は、新型コロナウイルスの影響のためオンライン開催だけれど、その中継にかなりのこだわりを見せており、当日は高性能なカメラを用いて140ヵ所から生中継される。

 そんな2020年エミー賞で注目したいのが、コメディ・シリーズ部門作品賞。新型コロナウイルスの影響で世界的に鬱々とした雰囲気が漂うなかで、エミー賞にノミネートされたほどの作品を見て、ぜひ日々に笑いを取り入れて。


『デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~』(Netflix)

 Netflixで2019年にシーズン1が配信され、現在までに2シーズンが公開されているブラックコメディ作品。シーズン3で完結予定。

 2人の子供を持つ主人公のジェンは、ひき逃げで夫を亡くした。犯人捜しに執念を燃やすなか、ジェンは参加したセラピーで知り合ったジュディと仲良くなるのだけれど、ジュディには秘密が…。


『コミンスキー・メソッド』(Netflix)

 Netflixで2018年にシーズン1が配信された『コミンスキー・メソッド』は、マイケル・ダグラスやアラン・アーキンという超大御所オスカー俳優が主演していることで話題。シーズン2までが公開されており、シーズン3で完結予定。

 マイケルが演じるサンディ・コミンスキーは、元人気俳優。現在は若者の演技指導を行なっている。アランが演じるのは、サンディの親友でありエージェントのノーマン・ニューランダー。ハリウッドで暮らす高齢の親友2人の切なくも笑える日々を、2人の友情を軸に描く。


『グッド・プレイス』(NBC/Netflixで視聴可)

 2016年から2020年にかけて、全4シーズンが放送された『グッド・プレイス』。主演は、『アナと雪の女王』のアナの声や、『ゴシップ・ガール』のナレーターを務めたクリスティン・ベル。

 命を落としたエレノアがやってきたのは、生前に善い行ないをした人が行ける“いい所”。しかしエレノアは、生前はじつは悪さばかりしており、同姓同名の人物と間違われていただけだった。しかしそれがバレてしまうと、永遠の拷問を受ける“悪い所”に送られてしまう。そこで彼女は、“いい所”にふさわしい人間になろうと奔走する。


『シッツ・クリーク』(CBC/Netflixで視聴可)

 2015年から2020年まで放送された全6シーズンのシットコム。

 セレブ一家のローズ家は、ビジネスパートナーに騙されて破産してしまう。セレブ時代に冗談で買った町“シッツ・クリーク”の古びたモーテルに仕方なく引っ越した一家は、そこで起死回生を狙う。


『マーベラス・ミセス・メイゼル』(Amazonプライム・ビデオ)

 2017年に放送が開始され、現在シーズン4の制作が決定している歴史コメディ作品。

 1958年のニューヨーク。専業主婦だったミッジ・メイゼルは、自分にスタンドアップコメディの才能があると気がつく。コメディアンとしての歩みを進めるミッジのほかに、50年代ニューヨークのユダヤ人社会や芸能界の様子なども描かれる。


『ラリーのミッドライフ★クライシス』(HBO/Amazonプライムで視聴可)

 2000年から放送されている大ヒットコメディ作品。これまでに10シーズンが制作され、シーズン11の制作も決定している。本作はほとんどが即興芝居でありながら、1場面あたり7~8回撮り直す丁寧な制作過程を経ている。

 主人公は、俳優ラリー・デヴィッド演じるラリー・デヴィッド。こだわりが強く、その性格が原因で様々なトラブルを引き起こす。ゲスト出演者が超豪華なのも見どころの1つ。


『インセキュア』(HBO/Amazonプライムで視聴可)

 2016年より放送が開始され、シーズン5の制作も決定している。日本では、シーズン1がAmazonプライムで視聴可能。

 主人公のイッサは、ロサンゼルスで暮らす黒人女性。30歳を前に、恋愛や仕事に行き詰っている。また、イッサの親友であるモリーも、日常での出来事に悪戦苦闘…。


『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』

 2014年に公開されたホラーコメディ映画『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』のスピンオフドラマ。映画版で監督と主演を務めたタイカ・ワイティティ監督も、エグゼクティブプロデューサー/監督として携わっている。

 舞台は、映画版のニュージーランドからニューヨークに。冷酷なヴァンパイアや、キザなヴァンパイアなど様々な吸血鬼が登場し、ドラッグストアで日焼け止めを買ったり、血圧を測ってもらったりするゆるい面白展開が描かれる。

 映画版の予告編。

 ドラマ版は日本未上陸。映画版はAmazonプライムなどで視聴可能。(フロントロウ編集部)

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