Netflixで配信中の人気ドラマ『コブラ会』。本作のあらすじと見どころ、そして2人の若き弟子のプロフィールをご紹介。(フロントロウ編集部)

『ベストキッド』のその後を描く夢の続編

 ドラマ『コブラ会』は2018年からYouTube Premiumで配信されているウェブドラマシリーズ。2020年8月28にNetflixでも配信が始まった本作のシーズン1は、米辛口批評サイトRotten Tomatoesで100%のスコアを獲得している。1話30分前後の作りになっており、気軽に楽しむことができる。

画像1: 『ベストキッド』のその後を描く夢の続編

 『コブラ会』は、1984年に公開された映画『ベスト・キッド』の続編。『ベスト・キッド』では、いじめにあっていた主人公のダニエルが、空手の達人ミヤギから空手を習い、いじめっこを制す。物語のクライマックスとなる空手大会では、いじめっ子たちの通う空手道場「コブラ会」のリーダー、ジョニーと拳を交えることに。

 そんな『ベスト・キッド』の34年後を描く『コブラ会』の主人公は、なんといじめっ子だったジョニー。『ベスト・キッド』の空手大会でダニエルに敗れ2位となってしまったジョニーは、負けたショックから酒浸りとなり、『コブラ会』ではくたびれた中年となって登場する。仕事も家族も、何もかもがうまくいかない生活の中、あることをきっかけに空手を再開する。対するダニエルは、仕事も家族も順調なセレブに大変身。順風満帆な生活の最中、ジョニーがコブラ会を復興しようとしていることを知り、必死にそれを潰そうと画策。

 再び「空手」というステージに立った2人は弟子を取り、代理戦争へと舵を切る…。コブラ会のジョニーの弟子は、不良グループに暴行を受けていた少年ミゲル。ミゲルは強くなりたい一心でジョニーに弟子入り。一方ダニエルの弟子は、ジョニーと仲違いをしている絶賛反抗期中のロビー。ロビーは秘密裏にダニエルに近づき、弟子の座を手に入れる。

画像2: 『ベストキッド』のその後を描く夢の続編

 『コブラ会』のキャストは『ベスト・キッド』同じ。ダニエル役をラルフ・マッチオが、ジョニー役をウィリアム・ザブカが演じている。そして今回注目したいのが、その弟子たちであるミゲル役のショロ・マリデュエナとタナー・ブキャナン。成長から目が離せない若手俳優2人のプロフィールをご紹介!

ミゲル役:ショロ・マリデュエナ(Xolo Maridueña)

画像: ミゲル役:ショロ・マリデュエナ(Xolo Maridueña)

 ショロ・マリデュエナはアメリカ出身の、現在19歳の俳優。ドラマ『コブラ会』では、エクアドル出身のシングルマザー、カルメンに育てられた喘息持ちの移民系の少年ミゲルを演じている。ショロ自身、エクアドル、メキシコ、キューバの血を引いている。

 2010年に始まったドラマ『ペアレントフッド』でそのキャリアをスタートさせ、ドラマ『ラッシュアワー』や『ツイン・ピークス』などでキャリアを積んだ。現在恋人のウワサはなく、今後はショートムービーの『Goodnight America』に出演が決定している。

ロビー役:タナー・ブキャナン(Tanner Buchanan)

画像: ロビー役:タナー・ブキャナン(Tanner Buchanan)

 タナー・ブキャナンは、現在21歳でアメリカ出身の俳優。『コブラ会』では、ジョニーと別れた母親と暮らすも、ネグレクトを受けながら両親に恨みを抱く屈折した少年、ロビーを演じている。タナーはディズニー・チャンネルの『ガール・ミーツ・ワールド』や、Netflixドラマ『フラーハウス』などに出演しており、今後も映画『Chance』やドラマ『Deputy』などへの出演が決まっている。交際が噂されているのは、同じく俳優のリゼ・ブロードウェイ。2人はYouTubeチャンネルで共演したり、仲の良さそうな姿をパパラッチされたりしている。

 現在シーズン2まで配信済みのドラマ『コブラ会』は、2021年にシーズン3が配信されることが決定している。『ベスト・キッド』を見ていない人でも楽しめるので、是非チェックして。(フロントロウ編集部) 

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