大ヒットドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』でサマンサを演じたキム・キャトラルが、過去にキャリーを演じたサラ・ジェシカ・パーカーを公に批判したことを振り返った。(フロントロウ編集部)

『SATC』の3作目映画がなかったことに

 今もなお根強いファンがいる現代の女性たちのバイブル的存在ともなっている『セックス・アンド・ザ・シティ(以下SATC)』には、3作目の映画の計画があったけれど、主演のキャリーを演じたサラ・ジェシカ・パーカーが、「美しくて面白くて、胸がギュッと締め付けられるようで、楽しくて、親近感が持てるストーリーと脚本が出来上がってたのに…。その物語を伝えられないことと、映画を作ることができなくなったのも悲しいけど、何よりも、新作を期待して応援していてくれたファンを落胆させるのがつらいわ」と、ニューヨーク・シティ・バレエ団主催のファッションイベントに出席した際に語り、制作がされないことを明かしていた。

画像1: 『SATC』の3作目映画がなかったことに

 『SATC』の3作目の映画が白紙になった理由の1つとして、サマンサ演じたキム・キャトラルが『SATC』の映画に出演する代わりに、自分がプロデュースを手がける別の作品も映画化して欲しいと制作元のワーナー・ブラザースに要求したものの、それを拒否されたことで出演を辞退したためだと英Daily Mailが報じており、これをきっかけにキムが「キャストとは友達じゃなかった」や、「サラはもっと親切にしてくれたらいいのに」と繰り返しサラに対する不満を語っていた。

画像2: 『SATC』の3作目映画がなかったことに

 さらには、キムの弟が急死した際に、サラ・ジェシカがお悔やみの言葉を送ると、キムは自身のインスタグラムに「この悲劇のような時期に、あなたからの愛やサポートはいりません」とサラの名前を添えて投稿し、さらにその投稿のコメント欄には「私の母が今日『あの偽善者のサラ・ジェシカ・パーカーはいつになったらあなたを放っておいてくれるの?』って聞いてきたの。私に歩み寄ってくるたびに、あなたが昔も今もどれだけ冷酷だったかを思い出すわ。今ここではっきりさせてちょうだい。あなたは私の家族でも友達でもない。だから最後に言うけど、この悲劇をあなたのイメージアップに利用しないでちょうだい」と書いて公にサラを批判した

キムがサラ・ジェシカとの騒動にコメント

 それから約2年。キムは自身が出演するドラマ『フィルシー・リッチ』のプロモーションのために米Los Angeles Timesでインタビューを受けることに。その際キムはサラについては、「全部グーグルに載っている。だから、私が言ったことについてググって。その時はそう感じていたのかもしれない。けど、今周りを見回してみて、私はなにひとつ後悔なんてない」と、今でも発言は後悔していないと明かした。

 『SATC』にメインキャストとして出演し、仲が良さそうだったキムとサラ・ジェシカだけれど、現在プライベートでは険悪な仲。キムのこの発言を聞く限り、やはり映画『SATC』3作目の制作の可能性は限りなく低そう。

(フロントロウ編集部)

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