大ヒットドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の3作目の映画にサマンサを演じたキム・キャトラルが出演しないと明言し、ミランダを演じたシンシア・ニクソンがサマンサの代役について語った。(フロントロウ編集部)

幻となった『SATC』の3作目映画

 2度も映画化された大ヒットドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(以下『SATC』)』といえば、多くの女性たちのバイブルとなった作品で、放送から20年以上経った今もなお愛され続けている。

画像1: 幻となった『SATC』の3作目映画

 2016年末には、『SATC』の映画版第3弾のためにオリジナル・メインキャスト4人全員が出演契約にサインし新しい映画が作られる予定だったけれど、サマンサを演じたキム・キャトラルが、制作元のワーナー・ブラザースに『SATC』の映画に出演するかわりに、自身がプロデュースを手がける別の作品も映画化して欲しいと要求するも、拒否されたことから出演を辞退。

画像2: 幻となった『SATC』の3作目映画

 そのため、メインキャラクター4人のうちでも、人気が高いサマンサ役のキムが出演しないのでは、続編を制作しても作品のファンが納得しないだろうと判断したスタジオ側が、映画の制作中止に踏み切った英Daily Mailが伝えていた。

シンシア・ニクソンがサマンサの代役について語る

 キムにとってサマンサは過去の思い出のようで、英iTVのトーク番組『ライフ・ストーリーズ』に出演した際には、「私がサマンサを演じることは今後一切無いって保証するわ。私にとっては、もうあの役は終わり。後悔も無く、もう終わったものなの」と、今後サマンサを演じることはないと断言していた。

画像1: シンシア・ニクソンがサマンサの代役について語る

 そんなキムの代わりについて、トーク番組『Watch What Happens Live』内で俳優のシャロン・ストーンをサマンサ役に起用してはどうかという案が浮上。その番組にはミランダを演じたシンシア・ニクソンが出演しており、シンシアは「もちろんシャロンが(サマンサを演じるのは)素晴らしいと思う。キムはサマンサとして信じられないほど素晴らしかった。シャロンは完璧に役を自分のものにすると思う」と、シャロンがサマンサを演じることに大賛成。

画像2: シンシア・ニクソンがサマンサの代役について語る

 しかし、シンシアはメインキャストが全員白人なことをあげ「もし別の4人目の女性を起用するなら、その時は有色人種の女性がいいって、キム・キャトラルを含め多くの人が言っていたのを聞いている。それはとても素晴らしいことだと思う」と、次のキャスティングには多様性を重視したいということを明かした。

 メインキャラクターの中でも人気が高く、性に奔放なキャリアウーマンであるサマンサを映画『氷の微笑』に出演し、セックスシンボルとなったシャロンが演じるというのは見てみたいところだけれど、サマンサ=キムというイメージが定着しているファンがそれに納得するのか。

(フロントロウ編集部)

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