より立体感がアップするハイライト術
ハイライトは、頬骨の上や鼻筋など高く見せたい部分にのせることで光を集め、顔ののっぺり感を解消して立体的に見せてくれるアイテム。でも、もっと立体感を出したいと感じたり、よりメリハリ顔に近づきたいと思ったことはない? そんな願いを叶えてくれるのが、プロが取り入れる一歩進んだハイライトの入れ方。
メイクのプロによると、いつものハイライトの入れ方にもう1ステップ追加して2ステップで入れることで、その部分がぐんと高く見えて顔の立体感が見違えるように変わるという。プロがオススメする2ステップのハイライト術をご紹介。
質感の違うハイライトを重ねる
このテクニックで使うのは、クリームもしくはスティックタイプなどのしっとりとしたハイライトとパウダータイプのハイライトの2つ。質感の違うハイライトを使って、ワンランク上のメリハリをつくるという。
ヴィクシーモデルのバーバラ・パルヴィンやモデルのアシュリー・グラハムなどを手掛ける売れっ子メイクアップアーティストのトビー・ヘニーは、「まずクリームかスティックタイプのハイライトを指で軽く叩き込むように塗った後、同じ場所にブラシを使ってパウダーハイライトを重ねてみて」とByrdieでアドバイス。
ヘニーによると、クリームハイライトには内側から発光しているように見せる効果、パウダーハイライトにはしっかり光を反射させる効果があり、同じハイライトでも微妙に効果が異なるという。そのため、この2つを重ねて2層のハイライトにすることで、より光が浮き上がって見え、塗った部分がぐんと高く見えるのだそう。
さらにこのテクニックは、ヨレやすいしっとり系のハイライトにパウダーハイライトを重ねることでヨレるのを防ぐ効果もあり、メイク崩れを防止するためにもオススメのテクニックだという。
ちなみに、ヘニーによると顔の立体感をアップさせるために、とくに大切なのが頬を高く見せること。ヘニーはいつも頬骨の上にこの2ステップのテクニックを取り入れて一段と高く見せ、鼻筋や目頭と鼻の間、唇の上はパウダーハイライトのみで仕上げているという。
より立体感のある顔立ちがつくれるというプロのテクニック。ヘニーのように普通のハイライトと使いわけて、自分好みのメリハリ顔を探してみて。(フロントロウ編集部)