マリリン・モンローのデカ目メイク術
目を大きく見せる「デカ目メイク」は大人気で、新しいテクニックが次々登場しているけれど、50年代を代表する女優、モデルとして活躍したマリリン・モンローのメイクにもデカ目に見せるヒントが隠れているという。
マリリンといえば、横長でタレ目っぽく魅惑的な目元が印象的。そんなチャームポイントをより魅力的に見せるため、専属メイクアップ・アーティストの故アラン・ホワイティ・スナイダーは、4つのデカ目テクニックを取り入れていたそう。アランがかつて 米Marie Claireに語った、目を大きく見せるメイク法をご紹介。
白いアイライナーで目尻に「くの字」を描く
白いアイライナーを使ったデカ目メイクはいろいろな方法があるけれど、アランは目尻から外側に向けて広くなる小さな「くの字」を描くのがお気に入りだったそう。そうすることで、白目の面積が少し大きく見え、デカ目効果がアップするほか、目元をほんのり明るく見せられるという。
上まぶたは黒、下まぶたは茶色でアイラインを引く
目を大きく見せるアイラインの引き方としてアランが取り入れていたのは、上まぶたにはしっかり強調する黒のアイライナー、下まぶたには自然に見える茶色のアイライナーを使うメイク法。
上まぶたの黒いラインは目尻付近をやや長めに、そして最後は跳ね上げるよう引いていく。マリリンの代名詞でもあるこの跳ね上げラインは、できるだけ細めに引くのがポイントだそう。
そして茶色いラインは、下まぶたの黒目よりも目尻寄りの部分だけに引くことをアランはオススメ。ただこのときにカギとなるのが、下まつげのキワに沿って引くのではなく、黒目よりも少し外側の部分から一直線に短い線を引き、目尻の上下のアイラインをくっつけず間に空白をつくること。目尻を囲まないことで目が大きく見えるという。
目頭には赤い点をちょこっと描く
さらにアランは、目頭に赤い点をちょんと入れることもオススメ。アランによると、赤いアイライナーもしくはリップライナーを使って、目頭のキワにちょっとだけ点を描くことで、目の横幅を大きく見せられるという。さらに、白目の色をキレイに見せる効果もあるのだとか。
目尻のみにつけまつげをオン
まつげを印象的に仕上げるのもデカ目に見せるのに欠かせないものだけれど、アランは目を大きく見せながら不自然な目元になるのを避けるため、目尻付近のみにつけまつげを使用。それにより、色っぽさがありながら自然なアイメイクに仕上げていたという。
マリリン・モンローが取り入れていたデカ目メイクの方法は、どれも今のメイクとミックスしても自然に仕上がるものばかり。いつものメイクにプラスして、より印象的なデカ目を手に入れてみて。(フロントロウ編集部)