ヤングブラッドがテイラーの楽曲をカバー
銃規制を訴える楽曲「Machine Gun (Fuck The NRA)(マシンガン(ファック・ザ・NRA))」をはじめ、女性への性暴力について歌った「Polygraph Eyes(ポリグラフ・アイズ)」、そしてうつ病について歌った「Kill Somebody(キル・サムバディ)」など、社会問題やメンタルヘルスの問題などを歌詞に落とし込み、その反抗的な精神や赤裸々な歌詞に多くの若者から共感を得ているイギリスのシンガーソングライターのヤングブラッドことドミニク・ハリソン。
次世代を担う若手シンガーとして注目を集めるヤングブラッドは、シンガーのホールジーと交際していたことでも知られる。
2020年には、自身初の来日公演が予定されていたものの、新型コロナウイルスの影響により中止となってしまった。そんなヤングブラッドが、11月に約2年半ぶりのアルバム『WEIRD!(ウィアード!)』をリリースすることを発表。
そして今回、ヤングブラッドがプロモーションの一環として英BBCラジオの『ライブ・ラウンジ(Live Lounge)』に出演。この番組では自分の楽曲以外に、他のアーティストの楽曲のカバーを披露するというのが恒例となっており、マイリー・サイラスがビリー・アイリッシュの楽曲「My Future(マイ・フューチャー)」を披露したり、サム・スミスがブルーノ・マーズの「When IWas Your Man(ホエン・アイ・ワズ・ユア・マン)」をカバーしたりしている。
そこでヤングブラッドは7月にリリースされた楽曲「Strawberry Lipstick(ストロベリー・リップスティック)」を熱唱し、もう1曲にテイラー・スウィフトの「Cardigan(カーディガン)」をピックアップ。
しかもヤングブラッドは単にテイラーの「Cardigan」をカバーするのではなく、なんとアヴリル・ラヴィーンの楽曲「I'm With You(アイム・ウィズ・ユー)」をマッシュアップさせた。
テイラーとアヴリルの反応は?
テイラーの「Cardigan」とアヴリルの「I'm With You」と、別々の楽曲なのにまるで1曲かのような見事なマッシュアップを披露したヤングブラッドは大絶賛されており、アヴリルとテイラーも反応する事態に。
アヴリルは自身のインスタグラムにヤングブラッドが歌っている写真にハートマークをつけて投稿。
一方のテイラーは「これを見て息をのんだ。『Cardigan』とアヴリル・ラヴィーンの素晴らしい『I'm With You』が合わさったものが聴けて光栄に思う。素晴らしいし、ヤングブラッドに感謝する」とツイートし、ヤングブラッドのマッシュアップを称賛した。
WELL this took my breath away and I’m honored to hear Cardigan intertwined with the wonderful @AvrilLavigne’s masterpiece ‘I’m with you’. Bravo and thanks @yungblud!! ���� https://t.co/uN69AADh4f
— Taylor Swift (@taylorswift13) September 29, 2020
そしてヤングブラッドもテイラーとアヴリルに「このような美しい楽曲を作ってくれて感謝する」とツイートしており、アーティスト同士の交流が垣間見られた。(フロントロウ編集部)