8月にシンガーのジョン・レジェンドとの3人目の子供を妊娠したと発表したモデルや料理研究家として活動するクリッシー・テイゲンが子供を死産したことをSNSで明かした。(フロントロウ編集部)

クリッシー・テイゲンが子供を死産したことを発表

 エンタメ界最高峰の4つの賞、エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞のすべてを獲得したシンガーのジョン・レジェンドが8月にアルバム『Bigger Love(ビガ―・ラブ)』に収録されている楽曲「Wild(ワイルド)」のMVを公開。そのMVには妻であるクリッシー・テイゲンと2人の子供であるルナちゃんとマイルズ君が出演しており、クリッシーとジョンはそのMVで第3子を授かったことを公表した

 クリッシーにとって3回目となる妊娠生活は順調とは言えず、9月には出血が1ヵ月ほど止まらず入院。その際クリッシーはインスタグラムで「単純に言うと私の胎盤は本当に弱いの」と、出血が止まらない理由は胎盤にあると話し、「妊娠期間の半分くらいまできたけど、出血がたぶん1ヵ月弱くらい続いてるの。生理より多くて、軽い出血というレベルじゃない。(妊娠中の)出血は珍しいことではなくてほとんどの場合が問題ないけれど、私のは大量だった」と、1ヵ月弱のあいだ大量の血が止まらなかったことを明かした。

 しかし、血が止まらない間もクリッシーのお腹の中にいる男の子は元気だったようで「ルナやマイルズの時よりも強く育ってると思うし、気分もとてもいい。彼はとてもよく動くし、上の子たちよりも早い時期から動いてる」ということも語っており、「彼は素晴らしくて強い男の子だからとてもワクワクしてる。会えるのが待ちきれない」と、お腹にいる子供に会うことを楽しみにしていた。

ルナちゃんとマイルズ君。

 クリッシーは入院している間は安静にするよう言われており、ジョンをはじめとする周りの人がずっと側でサポート。その様子をクリッシーは度々SNSにアップしていた。

 病院に入院し、輸血を受けるなど適切な処置をしながら3人目の子供の誕生を心待ちにしていたクリッシー。しかし、死産という残念な結果を迎えてしまった。

 クリッシーは自身のインスタグラムにベッドの上で泣いている姿をはじめ、ジョンとベッドの上で死産した子供を抱いている姿などをアップし、長文でこう気持ちを綴った。

「私たちはショック状態にあり、これまで体験したことがない、耳にしたことしかなかった痛みを感じている。出血を止めて、赤ちゃんが必要としている体液をあげることができなかった。何度も何度も輸血したけど、足りなかった。これまで私たちは、病院から帰るギリギリまで名前は決めないできた。でも今回はなぜか、私のお腹にいたこの小さな男の子をジャックと呼んでいたの。だから私たちにとって、彼はずっとジャック。ジャックは私たちの家族になるためにすごく頑張った。そして彼は、永遠に私たちの家族。

私たちのジャックへ。人生がはじまってすぐにたくさんのトラブルにあわせてしまったうえに、生きるために必要な家を与えてあげれずごめんね。みんなずっとあなたのことを愛してる。

ポジティブなエネルギー送ってくれて、祈ってくれたみんなに感謝します。私たちはすべての愛を感じたし、本当に感謝している。私たちは、自分たちや、素晴らしいルナとマイルズが生きていること、そして私たちが経験できたすべての素晴らしいことにとても感謝している。けど、毎日太陽の光でいっぱいになることはない。この最も暗い日に、私たちは悲しみ、泣きはらす。けど、私たちはお互いをより強く抱きしめ、愛し合い、乗り越えます」

 クリッシーの夫であるジョンはクリッシーのツイートを引用リツイートし、「ジャック、僕たちは愛してるよ」と、亡きジャック君にメッセージを送った。

 クリッシーは病院から自宅に帰ったようで「赤ちゃんなしで病院から家に帰る。どうしてこれが現実になるの」と、まだ現実を受けとめられない悲痛な思いをツイートした。

 (フロントロウ編集部)

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