ラッパーのニッキー・ミナージュが、昨年結婚した夫ケネス・ぺティとの第1子を出産した。(フロントロウ編集部)

ニッキー・ミナージュが第1子を出産

 ヒップホップ界で最も成功を収めている女性ラッパーの1人として知られるニッキー・ミナージュ(37)が米現地時間の9月30日、米ロサンゼルス市内の病院で無事元気なベビーを出産したことが、関係者による米People、米TMZへの証言により明らかになった。

 2019年10月に結婚を報告した夫のケネス・ぺティ(42)との第1子となるベビーの性別や名前は明かされておらず、ニッキー本人からの出産報告は現時点ではまだない。

画像: ニッキー・ミナージュが第1子を出産

 ニッキーは、今年7月、イエローとブルーのウィッグをつけ、フリルやレース、ビジューなどがあしらわれたビキニ姿というポップな出で立ちで大きくなったお腹をやさしく抱えるようにポーズをとる3種類のマタニティフォトを立て続けに公開。「#Preggers」という妊婦を意味するスラングのハッシュタグを添えて妊娠を発表した。

 ニッキーは、これらの写真に「愛。結婚。ベビーカー。ワクワクと感謝であふれてる。みんな、あたたかい祝福をありがとう」と、新たな命の誕生に胸を膨らませるとともに、お祝いの言葉を寄せてくれたファンたちへの感謝を伝えるコメントも添えて幸せを表現していた。

 その後、ニッキーは有名ファッション・フォトグラファーのデビッド・ラシャペルが撮影した別バージョンのマタニティフォトも公開。神秘的な1枚には780万件を超える「いいね」がついた。


妊娠中にキャリア史上初の全米1位を獲得&怒涛の毎月リリース

 妊娠を公表する約2ヵ月前の5月には、ドージャ・キャットとコラボした「セイ・ソー(Say So)」のリミックスバージョンで、キャリア史上初めて全米シングルチャートの首位を獲得するという悲願を達成したニッキー。

 その約1カ月後の6月には、弟分として可愛がっているラッパーのテカシ・シックス・ナインとコラボした「トロールズ(Trollz)」が全米シングルチャートの1位に輝いた。

画像: 妊娠中にキャリア史上初の全米1位を獲得&怒涛の毎月リリース

 さらに、7月末には、ラッパーのエイサップ・ファーグとのコラボ曲「ムーブ・ヤ・ヒップス(Move Ya Hips)」、8月末にはラッパーのタイ・ダラー・サインとのコラボ曲「エクスペンシブ(Expensive)」、そして9月上旬には、ナイジェリア出身のシンガー、ミスター・イージーとスーパープロデューサーチームのメイジャー・レイザーとコラボした「オー・マイ・ガード(Oh My Gawd)」と、各楽曲のレコーディング時期は定かではないが、毎月1曲ずつというハイペースでリリース。

 新型コロナウイルス禍ということもあり、ニッキーは、公の場には一切姿を見せず、SNSも新曲の告知以外はほとんど更新しなかったが、参加楽曲はつねに音楽界を賑わすという状態をキープした。

 今から約1年ほど前の2019年9月には、「私、引退して家庭を持つことにしたわ。それであなたたちは幸せなんでしょ。私を応援し続けてくれるファンのみんな、私が死ぬまで、それを続けてちょうだい。マスに×(チェック)をつけるわ。だって私は誰にもチェックなんてされない。私もみんなの事を一生愛してる」というツイートで、突然の引退宣言をして世間に衝撃を与えたニッキー。

 その後、「唐突すぎたし、無神経だった」とショックを受けるファンたちに謝って宣言を撤回したが、無事に出産を終えてママとなり、正式に家庭を持つこととなったニッキーが、今後どんなラップを披露していくのか見もの。(フロントロウ編集部)

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