プロが教えるリップメイクコスメの4通りの使い方
口紅をはじめとしたリップメイクコスメは、何本あっても新しいものをつい買ってしまい、溜め込みがちなアイテム。とくに最近では、マスクの着用により以前に比べてしっかりとリップメイクすることが減り、眠っている口紅がたくさんあるという人もいるのでは? となると気になるのが、その使用期限。
製品によって差はあるものの、基本的にどんなコスメにも使用期限があり、使いきれずに期限が過ぎてしまうことも少なくないけれど、プロによるとそんなときに有効的に使う方法があるという。それは、唇ではなくほかのパーツのメイクにリップメイクコスメを使うこと。プロがオススメするその活用法を4つご紹介。
リップグロスをアイシャドウとして使う
ぷるんとしたツヤのある唇に見せるリップグロスは、まぶたに塗ってアイシャドウとして使うこともできるそう。メイクアップアーティストのアシュリー・ビクトリアは、「トレンドの濡れアイシャドウをつくるときには、リップグロスをまぶたに塗るようにしている」とコメントし、新しい製品を買わなくてもトレンドメイクに挑戦できる方法だと絶賛した。ちなみに色つきや透明、ラメ入り、パール入りなどどんなグロスでもOKだそう。
リップライナーをアイライナーとして使う
アシュリーが紹介したテクニックには、唇の輪郭を描くリップライナーを使ったものも。アシュリーは、「意外な方法かもしれないけど、リップライナーを使って目元にラインを引くと、印象的なカラーアイメイクに仕上がるの」とオススメ。ただし、このテクニックを使う場合は粘膜に引くのは絶対に避け、まぶたの肌のみに使用するべきだという。
口紅をコントロールカラーとして使う
ピンク系やオレンジ系の口紅は、気になる肌悩みをカバーしたり健康的な肌に見せたりするコントロールカラーとしても使用できるという。セレブ御用達メイクアップアーティストのケイティ・デンノは、「明るいピンクやオレンジなどのカラーは、くすんだ色をカモフラージュして均一に見せる効果がある」と米WELL+GOODで話し、目元のクマや血色の悪い部分に塗ることをオススメ。
口紅をチークとして使う
比較的知名度の高いテクニックだけれど、口紅をチークとして代用する方法はプロもイチオシ。メイクアップアーティストのローレン・ダメリオは、「指やブラシで頬に口紅を塗ると、自然なチークのように仕上がるからお気に入り」と明かした。
今回紹介した4つの有効活用法は、唇用につくられたリップメイクコスメをそれ以外の部分に使うテクニックなので、まずは肌に合うかを事前にチェックしたり、問題があればすぐに使用を中止したりすることもお忘れなく。(フロントロウ編集部)