『ウォーキング・デッド』でマギーを演じるローレン・コーハンが、シーズン11の最終回はどういった展開になってほしいかを語った。(フロントロウ編集部)

終了が決定している『TWD』

 2010年に放送が始まり、2021年から2022年にかけて放送されるシーズン11が最終章になることが発表されているドラマ『ウォーキング・デッド』。これまでに、シーズン9まで主人公だったリックやミショーンなど、超人気キャラクターが卒業するというまさかの展開で、寂しい思いをしてきたファンだけれど、シーズン10の最終回、そしてシーズン11では、マギーが帰ってくるという嬉しい出来事も。

画像: 終了が決定している『TWD』

 様々な死、卒業、帰還を経てきた『ウォーキング・デッド』がどのような終わり方を迎えるのかは、終了が発表された時から議論の的になっている。とくに、『ウォーキング・デッド』の終了後も、ダリルとキャロルがメインのスピンオフと、すでに存在するキャラクターや新しいキャラクターのバックストーリーなどにフォーカスした1話完結、もしくは複数のエピソードをまたいでのスピンオフ『Tales of the WalkingDead(原題)』の制作が決定しており、そのことは、『ウォーキング・デッド』最終章最終回のストーリーにも影響するのではないかという見方もある。

ローレン・コーハン、最終回での願望

 ストーリーを形作るのは脚本家だけれど、各キャラクターを演じてきたキャスト達にも願望はあるもの。マギーを演じるローレン・コーハンは、英NMEのインタビューで、その心の内を明かした。

 「あらゆる方向にいけるし、私はたぶん終わったとは感じられないと思う。最後は分からないな。夢では、リックが帰ってくるのが見たい。私的には、その終わり方が良いな。彼がヘリコプターで降り立って、ミショーンと一緒にいてほしい」

画像: 左からローレン、ミショーン役のダナイ・グリラ、リック役のアンドリュー・リンカーン。

左からローレン、ミショーン役のダナイ・グリラ、リック役のアンドリュー・リンカーン。

 やっぱり、主人公のリックは帰ってきてほしい! そんな思いを抱いたのは、ローレンも同じだったよう。リックといえば、彼を主人公にした映画版の制作が進められており、彼が『ウォーキング・デッド』の世界からいなくなったわけではないのは、ファンが知るところ。ダリル役のノーマン・リーダスも、リックの帰還に関しては気になっているようで、リック役のアンドリュー・リンカーンに復帰について質問したことがあるけれど、明確な返事はもらえなかったと明かしている。

 また、ローレンはマギーの最後についても願望があるようで、インタビューでこう続けた。

 「もしこれが出来たら本当に、本当に楽しいなって思うのは、40年後を描くこと。老人の手のクローズアップで始まって、それが誰なのかが分かるまでに数分間を使う。それが誰の手なのか、彼女達はどこにいるのか、その時の世界はどうなっているのか、その意味はなんなのか、そして誰が彼女と一緒にいるのかって…。たぶんそれは、彼女の最期の日々。たぶん彼女はゾンビによって死ぬことはないかも?1つのアイディアだね」

 キャスト達も各々思いを抱えながら、まだ誰も知らない『ウォーキング・デッド』の最後。『ウォーキング・デッド』シーズン11は2021年から2022年にかけて放送される予定。また、2021年初めには、シーズン10の追加エピソードである6エピソードが放送される予定。(フロントロウ編集部)

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